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エニアグラム タイプ3とタイプ6の違い

2021年7月11日日曜日

エニアグラム タイプ3 タイプ6

タイプ3とタイプ6の違い

共通点がなくはないものの、この2つのタイプ間で誤認が起こることは少ないです。

ストレスを抱えているタイプ6は、一見するとタイプ3に似た言動をとる可能性があります。しかしタイプ3に退行しても、彼らの抱えている本質的な問題(囚われ、根源的恐れ、欲求)がタイプ3のものに変わるわけではありません。

タイプ概要


タイプ3 タイプ6
囚われ 欺き 恐れ
根源的恐れ 無価値であること、
達成したこと以外に価値をもたないこと
支えや導きがなく、自力で生存できないこと
根源的欲求 自分に価値があり、好ましい人間で、
受け容れられていると感じること
安全と支えを見つけること
超自我の声 成功していて、
人からよく思われれば大丈夫だ
期待されることをすれば大丈夫だ

共通点

タイプ3とタイプ6は下記の点が共通しています。

  • 勤勉
  • パフォーマンスを重視する
  • タイプ6sxもタイプ3も、自分が個人的な魅力を持っていることを重視する

相違点

タイプ3とタイプ6は下記の点が異なっています。

タイプ3 タイプ6
他の人と協力する必要があるならするが、どちらかといえばソロプレイヤー スポットライトを浴びたくない、出る杭は打たれる
自分が一番であると他人に認めさせるために努力する 権威者に気に入られることで自分の安全性を高めるために、また、他人に自分が信頼できる人間であると認めさせるために努力する
クール、落ち着きがある、ぎこちなさがない 神経質な傾向がある、どことなくぎこちなさがある
(タイプ3)個人的な魅力を重視する。自分の魅力に対する不安はあまりない、冷静さや感情的な余裕を見せようとする (タイプ6sx)個人的な魅力を重視する。自分の魅力に対する不安がある、感情的激しさ、不安定さがある

ユングのタイプ論との関係

タイプ3はしいていうなら、外向的思考に似ている部分もなくはありませんが、ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソンの著書「Personality Types: Using the Enneagram for Self-Discovery」のTable 14.2. The Jungian Correlationsでは、タイプ6は内向的感情に似ており、タイプ3は該当なしとされています。


参考:

ソシオニクス・タイプ診断

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