第5機能(暗示機能)
暗示機能は、双対検索機能や第5機能とも呼ばれることがあります。
この機能は第1機能を完璧に補完して推進させるため、あまり圧倒されることはありません。日常生活の中にあればあるだけ、自然にその存在に順応していきます。
暗示機能からの情報には、気軽に楽しめるエンターテインメント性があります。また、継続的にその情報があると、人は落ち着きを得ることが出来ます。情報の不足を感じた場合、自分で補うことは可能ですが、すぐに疲れてしまいます。
第6機能(動員機能)とは違って、第5機能に関する情報を集中的かつ長期的に他者から与えられた場合、人はそれをポジティブに受け取ります(これには相手とどれくらい補完的な関係を築いているかという点も多少は影響します)。
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人は日常生活でこの機能を使うことに深く集中しており、この現実の側面を通して環境から受け取った情報を常に消化しようとします。
そうすることで、第1機能を補完し、自分の自我の願望をより深く理解するだけでなく、それをより満足させることができるからです。
出典:
モデルA:機能二分法の分類
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第5機能(暗示機能)は1次元性機能である。
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