第7機能(無視機能)
無視機能は、観察機能、制限機能、そして第7機能とも呼ばれることがあります [1]。
◆◆◆
この機能を例えるなら、第1機能のライバルだと言えます。同じ領域に対して第7機能は第1機能と相反するアプローチをとるため、人はほとんど第7機能を使用せず、無視しようとします。
もしも第7機能の使い方を他人からレクチャーされたら、「それくらいわかった上で、第1機能を使う方がいいから使ってないだけなんです」と思って、余計なお世話だと感じるかもしれません。
通常、第1機能は第7機能に関連する情報の副産物を作りますが、その情報は第1機能の視点に合わせて非常に慎重に整形されています。
◆◆◆
人前では第1機能を優先して、第7機能の表現を制限していますが、裏では時に広く第7機能を使っており、また、必要な時にアクセスできます。
例えばSEIは普段は第1機能のSiを使用しており、肉体的に強い負荷がかかる活動や、対立を引き起こすような活動を避けようとしますが、避けられない対立が起こると第7機能のSeを使用して、ごく短い間だけ荒っぽい口調や強引な態度で人と言い争うことがあります。
◆◆◆
第7機能を極端に避けていると、弱弱しい人間に見えてしまうことがあります。
弱い機能を活性化すると心理的ストレスを感じることがありますが、第7機能を活性化した場合にストレスを感じることはありません。その代わり、第7機能を活性化すると、ある種の退屈感や倦怠感が起こります。
出典:
訳注
モデルA:機能二分法の分類
関連記事
第7機能(無視機能)は3次元性機能である。
◆◆◆