全27種類のアーキタイプと、全162種類のタイプ別の説明まとめ。
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トライタイプとは?
タイプの総数
- 全部で162通りの組み合わせがある。
- 27種類のアーキタイプ(元型)があり、各アーキタイプごとに6種類のタイプが存在する(27 x 6 = 162)。例えば459「隠者」というアーキタイプには、459, 495, 549, 594, 945, 954の6種類のトライタイプがある。
タイプの働き方
基本タイプ(およびウイング、統合・退行先)の防衛戦略が上手くいかない場合、トライタイプの防衛戦略が使用される。
例えばエニアグラムのタイプが5w4で、トライタイプが514の場合、まず下記が使用される。
① 5w4の防衛戦略
② タイプ8(タイプ5の統合先)の防衛戦略とタイプ7(タイプ5の退行先)の防衛戦略それでも上手くいかない場合、下記が使用される。
③ タイプ1(トライタイプの2番目のタイプ)の防衛戦略
④ タイプ4(トライタイプの3番目のタイプ)の防衛戦略- トライタイプ514の場合、5⇒1⇒4⇒5⇒1⇒4⇒5…の順番で使用。
- トライタイプは一日中、次から次へと連鎖的に働き続ける。
- トライタイプを構成する3つのタイプで共通している性質があれば、その性質が強調される。
- トライタイプにもウイングがある。
表記法
- エニアグラムには9タイプあるが、それをさらに細分化して「本能センター(タイプ1、8、9)で支配的なタイプは何か」「感情センター(タイプ2、3、4)で支配的なタイプは何か」「思考センター(タイプ5,6,7)で支配的なタイプは何か」を示したのがトライタイプ。
- 支配的なセンター順にタイプを表記する(例えば思考センターのタイプ5が最も支配的で、その次に本能センターのタイプ1が支配的であり、さらにその次に感情センターのタイプ4が支配的だという人の場合、514となる。
- トライタイプの「トライ」とはトライアングルなどの「Tri(3)」であって、レッツトライの「Try」ではない。
トライタイプの歴史
キャサリン・チャーニック・フォーブル(Katherine Chernick Fauvre)によって提唱された。
本能、感情、思考の各センターから1タイプずつ、合計3タイプを組み合わせる理論自体は、キャサリン・フォーブルとほぼ同時期に、エニアグラムの創始者と言われるオスカー・イチャーソによっても提唱されている(tri-fix)。
キャサリン・フォーブル自身、トライタイプという名前を付ける前にトライフィックスと呼んでいたこともあったが、両者の理論には異なる部分があったため、最終的にはトライフィックスではなくトライタイプとして理論を独立させた。
タイプ判定時にやりがちなミス
トライタイプは性格や能力のタイプではなく、防衛戦略や動機付けのタイプである。そのため、典型的なタイプの特徴と、実際の人間の性格・能力の傾向は必ずしも一致しない。
したがって「いつも優しくて明るいから、あの人は279だ」とか「引きこもり気味なので459」とか「こんなに頭よくないから135は違うと思う」というように「人の特徴(性格特性や能力)」からタイプを推測するのは誤りである。
トライタイプを判定する際は、人を動機付けるもの(エニアグラムタイプの核となる恐れ、防御戦略、理想のイメージ、ニーズ、懸念)に着目する必要がある。
補足
エニアグラムのタイプ間の違い
エニアグラムのタイプ間の違いを詳しく比較したい場合、「エニアグラム 全タイプ比較」を参照。
タイプのグループ
細かい説明は日本語でもググったら色々出てくるので省略。この区分け以外の区分けも存在する(The Object Relations GroupsやThe Harmony Triadsの147, 258, 369など)。
センター | ホーナイ | ハーモニクス | |
---|---|---|---|
タイプ1 | 本能 | 協調 | 合理 |
タイプ2 | 感情 | 協調 | 楽観 |
タイプ3 | 感情 | 自己主張 | 合理 |
タイプ4 | 感情 | 遊離 | 反応 |
タイプ5 | 思考 | 遊離 | 合理 |
タイプ6 | 思考 | 協調 | 反応 |
タイプ7 | 思考 | 自己主張 | 楽観 |
タイプ8 | 本能 | 自己主張 | 反応 |
タイプ9 | 本能 | 遊離 | 楽観 |