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トライタイプ 146 – 哲学者

2021年5月19日水曜日

エニアグラム タイプ1 タイプ4 タイプ6 トライタイプ

トライタイプ146の性格

146 – 哲学者

勤勉で、直観的で、探究心が旺盛です。

倫理的で、独創的で、確かなものでありたいと考えています。モラルに焦点を当てており、強い感情を持って、自分の感情や直観を表明する傾向があります。

他の人のことを深く気にかけ、他の人が将来へのより良い期待を抱けるよう手助けしたいと望みます。

彼らの人生の使命は、真実を見つけ、本質的な価値を持つものを他人が理解するのを助けることです。

真の哲学者である146は、直観を使って他の人が意味を見つけるのを助けることができたとき、最も幸せを感じます。


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146は道徳的に正しいと認識しているものに従って物事を判断する傾向が強いため、過度に慎重で、堅苦しく柔軟性がない面があります。

146はどんな順番の組み合わせのタイプであれ、何かを話す際にはその都度じっくり検討してから話すような面があります。

落ち着いていて慎重なタイプです。彼らは内なる裁判官を持っています。何かを話す際には、その裁判官の存在をいつも気にかけています。彼らはいつも何かに注意を払っているように見えます。

また、(すべてではないにしても)生活のほとんどの分野で、些細なことにまで口うるさいほうです(他人からすると、わざわざ粗探ししているように見えてしまいます)。

こうしたことは私の知人の146にも当てはまります。彼らはとても道徳的な人である可能性があります。

so/spの場合、この傾向はさらに顕著になります。トライタイプの生みの親であるKatherineは、彼らは自分自身に対して非常に厳しい人だと説明しているように思えます。

146は全トライタイプの中で最も批判的な組み合わせです。彼らは自分自身や他人に対してあまりにも多くのことを期待しています。その苦しみは察するに余りあります。


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461:好奇心旺盛で洞察力のあるタイプ4。ルールを尊重し、それを遵守しようとする傾向の強いタイプ4(彼らはタイプ6のように見えます)。特に生得本能が自己保存の場合、強い不安を感じやすい傾向があります。

また、David Fauvreは、461について「少し自虐的な面がある」と言いました。


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486は416よりもはるかに主張の強い人々です

416、459、469はどれもかなり自意識過剰なタイプであり、内気で抑制的なあまり自由気ままに何かをすることができないという性格に苦しんでいます。

461は、批判されたくないという思いが強すぎるあまり、自分自身に対して非常に批判的である傾向があります。

このトライタイプは非常に特殊です。416は躊躇することが多く、486は衝動的に動いてしまうことが多いです。

タイプ4の囚われが刺激されると、トライタイプとしての性質がトリガーされます。


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タイプ6を持つどんな組み合わせのトライタイプにも、不安に駆られやすいという特徴があります。また、生得本能が自己保存型な場合もまた不安に駆られやすいという特徴があります。トライタイプのうち、不安を感じやすいタイプは614と694、そして629と639です。

(4)-6-1 - 従順なタイプ4
4-(6)-1 - 理想主義的なタイプ6
4-6-(1) - 受動的で反応的なタイプ1

このタイプはやや神経過敏です。また完璧主義です。身体能力を超えて無理をしてしまう可能性があります。また、彼らは自分たちが他の人よりも優れていると信じる傾向があります。


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641:せっかちで口が荒い。

「私(4-6-1)は自分のことを4-6-9だと思っていましたが、9つのキーワードのどれにもほとんど関係がありませんでした。落ち着き?忍耐強さ?とんでもない!私は正反対です。

 驚くべきことに、タイプ1とタイプ8のキーワードまで自分に関連付けていました。自己記述式の診断では、タイプ9に該当するものに多くのチェックをつけていましたが、自分では自分のことをタイプ9だとは感じませんでした。自分のタイプがわからず少し苦労しましたが、結局私は自分が「4-6-1」ではないかと思うようになりました。

 これは、私が「自己制御的」で非常に大きな超自我を持っており、いつも自分が正しいことをできているのか心配しているためです。

 こうした点は、私の持つ様々な傾向を説明することができます。例えば私はタイプ9のようにふるまうことが多いですが、これは私の超自我が絶えず圧力をかけてくるせいです。

 4-6-9の人は「どうやってくつろげばいいのかわからない」というとはあまり思わないのではないかと思います。

 私は子供の頃、全くタイプ9的ではありませんでした。いつもタイプ4、タイプ6、タイプ1のように振舞っていました。

 私はかなり迎合的で慣習的です。そして「規則やルールに従おうとする」傾向が強いです。私はあまり典型的なタイプ6でありませんが、自分のいるコミュニティから追い出される不安と疑いを持っています(私はたまに自分のことを「不安症なタイプ4」と冗談で言っています)。

 また超自我の声が強く、欲求不満を募らせやすいタイプだと自分のことを思っていたのですが、こうした点もトライタイプから説明ができます。まるで自分が檻の中に閉じ込められて、翼を鉄格子にぶつけているような感じがするのも、トライタイプから説明できます。

 私は以前、トライタイプの理論にあまり興味を持っていませんでしたが、そうなるのも当然でした。これは自分のトライタイプを誤認していたせいです。本当のトライタイプを知るのは大きな驚きでした。トライタイプを知ったおかげで、自分についてのあれこれを説明できるようになり、とてもほっとしました」


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1-4-6: 自暴自棄、鈍感さ、疑念への恐れ。自分を受け入れてもらいたいと願っています。深い悩みと悲しみ、保険。

4と6がトライタイプに含まれる場合、恥、非難、批判に繋がるような間違いを犯さないための戦略として、よりネガティブになりがちであるという傾向があります。

これは461、468、469に最も当てはまります。


1-4-6:非常に想像力に富み、創造的で、少しメランコリックです。

彼らは極端な完璧主義者であり、周りの不完全な世界に簡単に落胆し、失望する可能性があります。

彼らは他人を簡単に信頼せず、社会を避ける傾向がありますが、同時に誰かに愛され、何かに所属することを切望しています。

少し冷たくて厳しい面があり、特に誤解されていると感じたときには怒りを露わにすることがあります。

彼らは弱者を支援する傾向があり、情熱的で好戦的な一面もあります。
フレーバー:想像力に富み、情熱的、疑心暗鬼、繊細


1-6-4 : 非常に従順で忠実ですが、怒りやすく、人から孤立した状態になると抑うつ的な発作を起こしやすいです。このタイプは、怒りを隠すことが難しく、周囲の人々の忠誠心や信頼性が気になりやすい、より不安を感じやすいタイプ1です。

人や状況についての好き嫌いの感情がはっきりしており、新参者や異なるグループに対しては、まず疑ってかかるところがあります。彼らは通常、伝統主義者ですが、特に不安定なときには、かなり反抗的な方法で伝統に反することがあります。
フレーバー:忠実、不安、差別的、時には反抗的


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Insightful Innovations(http://insightfulinnovations.com/enneagram-coaching)より、146の哲学は、「人間とは正直で、勤勉で、上品で、いいものであるべきであり、もっと完璧を目指して努力すべきである」という信念に基づいています。彼のトライタイプに含まれるタイプ6の影響で恐れに苛まれることがあります。

アメリカの有名な不動産投資家であるJeff Lewisはトライタイプ164である可能性があります。164である彼は、感情に対して敏感(タイプ4+タイプ6、ハーモニクスの分類ではどちらも反応タイプ)であるという魅力的な性格をもつ人です。

タイプ1であるJeffは、彼の持つ気難しさを、主に仕事や家庭生活の中で極端な秩序、効率性、実用性を保つことに向けて発揮しています。こうあるべきだと思うとおりに物事が進まない時、イライラした歌姫のような振る舞いをするのはタイプ4の影響だと思われます。


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以下は、Katherine Fauvreのトライタイプに関する研究結果資料から抜粋したものです。

146:元型「哲学者」。勤勉で直観的で好奇心旺盛です。146は倫理的で、独創的で、確かなものでありたいと思っています。道徳的な問題に取り組む際、146は強い感情を持ち、自分の感情や直観を表明する傾向があります。他の人のことを深く気にかけ、他の人が将来に対してより良い期待を抱けるよう手助けしたいと望みます。


トライタイプのトリガーを引き起こすもの:間違っていること、不十分であること、および/または不確かであると感じること。

彼らが恐れること:間違っていること、粗悪、邪悪、怒り、不適切、不適格、腐敗、とりかえしのつかない失敗、非難、不十分、感情的に遮断されること、恐怖そのもの、危険、一人でいること、臆病、服従、逸脱、あてにならないこと、標的にされること、混沌。

盲点:道徳的に正しいと認識しているものに従って物事を判断する傾向が強いため、過度に慎重で、堅苦しく、柔軟性がない面があります。不安に支配されると、彼らは自分自身や他人に対してあまりにも批判的になってしまうため、インテリぶってるだけの俗物のように見えることがあります


哲学者。洞察力があり直観的なタイプ6。最も几帳面で、好みにうるさく、気難しいタイプ6です。このタイプ6は、特にウイングがタイプ7である場合、非常にクリエイティブです。彼らは「それをする意味があるのか」という思いと、「忠実で責任感がある人でいなければならない」という思いの間で引き裂かれる可能性があります。このタイプ6はしばしば人に何かを教えることに惹かれます。


彼らが恐れること:恐怖そのもの、危険、一人でいること、臆病、服従、逸脱、あてにならないこと、標的にされること、混沌、間違っていること、粗悪、邪悪、怒り、不適切、不適格、腐敗、非難、不十分、感情的に遮断されること、平凡、見捨てられること


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何かに懸念を抱いたり、心配になったりするのはタイプ1により多く見られる傾向で、何かを疑ったり、なかなか確信を持てないでいるというのはタイプ9により多く見られる傾向です。

表面的な行動ではなく、動機に注目して自分のトライタイプは何かを考えてください。これはタイプ6の場合、特に難しい事です。

特にタイプ4、タイプ6、タイプ9は全て防衛戦略としてこうしたアドバイスに対して不信感を抱きやすいタイプであるため、とても難しいことだと思います(649が最もこの手のことを苦手とするタイプです。


このトライタイプは怒りを感じるまで「自分の」意見のために立ち上がろうとすることに最も消極的なタイプです。

641には、間違いを犯すこと、間違いを犯すリスクがあることを恐れる三種類のタイプすべてがあります。彼らはフラストレーションでいっぱいになり、他の人を修正しようと指図する傾向があります(特に641の場合)。

こうした説明は、まるでガッツセンターのタイプ1(自己保存型)のように聞こえます。なぜこのように聞こえてしまうのかというと、理由があります。

自己保存型のタイプ6と自己保存型のタイプ9の間には統合・退行ラインがあります(研究の結果、統合と退行の際、生得本能のタイプは維持されることが示されています)。Sp6がSp9とSp3に一時的に移動したあとは、すぐにSp6に一巡するという流れがあります。

しかしトライタイプがシフトする場合、Sp6は問題を解決するために統合・退行ライン上のタイプ9ではなくタイプ1へとシフトします。そして自己保存本能のニーズと懸念に従ってタイプ1が動き出します。

タイプ1は統合・退行ラインがタイプ6と繋がっていないため、タイプ6とタイプ9の組み合わせよりもタイプ6の状態に戻るまでに時間がかかってしまいます

こうした状態が続くと、一見、コアタイプが自己保存型のタイプ6ではなく自己保存型のタイプ1のように見えることに繋がります。

自己保存型のタイプ1は、まるでタイプ6のように多くのことを心配しているようなふるまいをしますが、本質的にはタイプ1は改善に焦点を当てているところが自己保存型のタイプ6とは異なる点です。

トライタイプ641にはこうした動きがあるため、最初は自分をタイプ6ではなくタイプ1ではないかと錯覚してしまいやすいですが、冷静に、自分の表面的な行動ではなく動機に着目して、真のタイプを明らかにしてください。

694と641の特徴は次の通りです。

694は隠遁的で心理的に抑制されています。641は正しさを求め、完璧であること、洗練することに焦点を当てます。


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タイプ4もタイプ6も感情的になることがありますが、両者を見分けるには、何に対して感情的になるかに着目してください。また、難しい行動を行う場合には次のような傾向があります。

タイプ6:何かを証明するためにソースを探します。
タイプ4:何かを印象づけるためにソースを探します。
641は細かい部分まで神経質に気にします。

迎合的(1-6)で、欲求不満を抱えやすく(1-4)、激しい(4-6)という組み合わせです。これは非常に不安になりやすく、ストレスを抱えやすい組み合わせです。

物事の「正しい」方法に価値を感じて重視する、ひどく神経質な完璧主義者です。このタイプの持つ良い面が表われた場合、芸術やその他の彼らが熱心に取り組んでいることに関する優れた教師になることがあります。


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このトライタイプはやや調和しているタイプだと思います。タイプ6とタイプ4はどちらも反応性のタイプです。タイプ6とタイプ1にはどちらも、規範やルールを遵守しようという傾向があります。

タイプ4とタイプ1は統合-退行の関係にあります。感情的な領域では、タイプ1は抑制性、タイプ4は内向性、タイプ6は両向性(外向と内向の中間)/両価性(同一対象に対して矛盾する感情や評価を同時に抱いている状態)を示します。

どちらかと言えば、このトライタイプの組み合わせはあまり外向的ではなく、ある種の過剰な従順さと、自発性/開放性の欠如をもたらすのではないかと思います。


146 - 熱意をもって行動するタイプです。ただし、やる意味がないと感じた行動はさっさとやめて、もっと他のやるべきことを探します。彼らは自分が「正しい」ことをするだけでいっぱいいっぱいになっていると感じることも多いかもしれません。

直観に従って物事を為すこと、他の人々を信頼して一緒に物事を為すことを学ぶ必要があります。彼らは本当はとても直観が強いタイプです。


出典:


タイプのイメージ

要約

下記の表は本ページの内容の他に、英語圏でタイプのイメージとして広がっている可能性が高いこちらのページThe 162 tritypes summarised.(外部サイト)の内容と、以前調査した結果「トライタイプ x MBTI の分布」および2022年2月のPersonality Database(外部サイト)のウィングと本能のサブタイプのデータを参考にして、当サイト管理人が作成したもの。あまり有力ではないソースも含まれるため、参考程度にとどめてほしい。164, 416, 614, 641に多いMBTIの順番は、以前調査時(2020年9月)の結果と2022年2月のPDBのデータ間で違いがあったため、2022年2月のデータを元に記載した。

146 – 哲学者
タイプ 説明
146 厳格な裁判官のような超自我を持っており、自分にも他人にも厳しい。不完全な世界に対して失望してしまうことのある完璧主義者。情熱的だが好戦的でメランコリックな傾向の強いタイプ1。神経質で怒りっぽいところがある。発言自体は慎重に行うが、内容は批判的なものが多い。成果物やスキルを完璧と言えるほどに磨こうとする。1w9 - sp/sx
INFJ > INFP
164 保守的で旧体制の維持、復権を求めるが、そのための手段が過酷な反動主義者。豊かな感情と強い向上心を持っている。自分の所属するグループの目上の人間には非常に礼儀正しく忠実だが、同じグループに属さない人間には疑り深い。不安になると反抗的になる。 1w9 - sp/so
ISTJ, INFJ > ISFJ
416 人を疑うよりも自分を疑うことのほうがずっと多いタイプ。しっかりした自分の意見を持ってはいるが、人目を気にして意見を表明したがらない。人の言いなりになるのにあまり抵抗感がない。4w5 - sp/so
INFJ > INFP
461 416と同じく人を疑い人を批判するのではなく、自分を疑い自分を批判する(自分に対する批判が、時に自虐的なほど極端になる場合もある)。人から批判されたくないという強い願望を持っており、自分が本当に正しいことをしているのか不安になってしまいやすい。ルールはきちんと守る。根は好奇心が旺盛だが、自己抑制が強いため、好奇心の赴くまま自由気ままにふるまうことは難しい。 4w5 - sp/sx
INFP > INFJ
614 かなり不安を感じやすいタイプのひとつ。人に何かを教えることに興味を持ちやすい。責任感が強く、目上の人に従順で忠実だが同時に「従順でいること、忠実でいること」の意味を探そうとする。 6w5 - so/sp
ISTJ > INFJ
641 完璧主義者で、自分と他人の間違いに対する不安感が強いため、自分にも他人にも厳しい。そのためタイプ1に間違えられることが多い(タイプ1が内なる裁判官を持つとしたら、こちらは内なる委員会を持っているタイプ。自分の理想に対してどうかというより、自分の味方や権威者の意向、所属する組織に対する影響を気にする)。せっかちで口が荒い。場合によっては自分の手で他人を矯正しようとすることもある。 6w5 - sp/sx
INFJ > INFP


コラージュ画像

トライタイプの有名コラージュ:146 The Philosopher(外部サイト)


関連情報

非公式なものだが、海外の類型掲示板にタイプの違いのまとめが投稿されている(英語・翻訳予定はない)。

1+4(145, 146, 147)の違いのまとめ
https://www.personalitycafe.com/threads/comparing-1-4-archetypes-145-146-and-147.1321329/

1+6(126, 136, 146)の違いのまとめ
https://www.personalitycafe.com/threads/comparing-1-6-archetypes-126-136-and-146.1321333/

4+6(146, 468, 469)の違いのまとめ
https://www.personalitycafe.com/threads/comparing-4-6-archetypes-468-469-and-146.1321903/

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