トライタイプとは、エニアグラムの基本タイプやサブタイプ(ウイング・生得本能・本能のサブタイプ)をさらに掘り下げる際に役立つモデルです。本記事では、タイプ1・3・7を併せ持つトライタイプ137 の特徴や違いをわかりやすく紹介します。
137の特徴
トライタイプ137(137、173、371、317、731、713)はいずれも、効率よく目標を達成し、成果を形にすることを好む特徴があります。
計画性と柔軟性を兼ね備え、状況に応じて最適な方法を選びます。結果を測る基準を明確に持ち、達成感や周囲からの評価にやりがいを感じる傾向があります。職場では進行役や調整役を担い、家庭や友人との場でもイベントや作業をスムーズに進めることが多いです。
一方で、外的な成功やポジティブな自己像にこだわりすぎると、休養や本当に必要なことを後回しにしてしまうことがあります。
137(社交的な規律者)
規律と効率を軸にしつつ、明るく人を引きつけます。責任感が強く、まとめ役や教える役を進んで引き受けます。例えば、会議の進行をしながら場を和ませ、時間内に結論を出すよう調整します。日常では、旅行計画を立ててスケジュールや予算を整え、予約まで率先して行います。
173(前向きな実践者)
1の厳格さと7の楽観を合わせ持ち、効率的に物事を進めます。停滞を避け、課題を素早く解決する力があります。例えば、遅れている業務の工程を簡略化しつつ品質を保ち、納期を守ります。日常では、掃除を音楽と工夫で楽しいイベントに変え、家族と一緒に効率よく片付けます。
371(洗練された達成者)
成果と印象の両方を重視し、細部にこだわりながら全体を魅力的に見せます。例えば、営業提案で資料のデザインと説得力を両立させ、顧客の信頼を得ます。日常では、ホームパーティーで料理や部屋の飾り付けにまで気を配り、招待客を感心させます。
317(計画的な野心家)
3の達成志向に1の規律を加え、詳細な計画を立てて目標を実現します。例えば、大型イベントの進行管理で細かいタスク分担と進捗確認を徹底します。日常では、家のリフォーム計画を立て、見積もり比較から作業進行まで全体を管理します。
731(技術的な楽天家)
7の自由さと創造性を基盤に、効率や成果を重視します。完璧主義的な面もあり、システム改善が得意です。例えば、新しい業務管理ツールを導入し、部署全体の効率を向上させます。日常では、ガーデニングの配置や水やりスケジュールをデータ化し、楽しみながら成果を上げます。
713(集中力ある探求者)
楽観的で創造的ですが、計画性を持って進めます。細部まで丁寧に確認しながら新しい方法を取り入れます。例えば、新商品開発でアイデアを出すと同時に品質テストや仕様書の確認を行います。日常では、料理のレシピを改良しながら手順や分量を記録し、完成度を高めます。
違い
コア1(137, 173):規律と責任感を第一に置き、効率的な手順や正確さを重視します。
コア3(371, 317):達成と印象を重視し、成果を魅力的に見せることに力を入れます。
コア7(731, 713):創造性と楽観を重視し、柔軟に新しい方法を試します。
137全体をまとめると、「明るく行動的で、最適な方法を見つけて成果を上げる人たち」といえます。
参考資料:
関連記事:生得本能について
サイト管理人の所見だと、記述の類似性がやや高いのはSX1、SX3、SO7だと思いますが、いずれも部分的な類似性に留まります。(リンクに載せていないタイプは、下記のページ先から探してください)
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