468 -真実の語り手
468と469の違い:
468は、8が6の「対抗恐怖(恐怖を感じるものにあえて近づくことで恐怖を乗り越えたり、「自分は大丈夫だ」ということを確認して安心しようとする心理)」を作り出すため、アグレッシブな印象があります。
469は468よりも受動的攻撃性が高いタイプです。468はミスを未然に防ぐために、アラームを鳴らして落ち着こうとします。469はミスをしないようにするために、物事には疑ってかかり、先延ばしにします(これも落ち着くための行動です)。
最も反応性が高いタイプ - 468、864、648
468は、自分たちが見た真実を可能な限り訴え、感情や精神面に潜む「危険な徴候」や「落とし穴を」人々に警告することを自分の使命としています。4,6,8は各センター(ハートセンター、セッドセンター、ガッツセンター)にある「真実を語る」タイプです。そのため最も反応性が高く、過敏すぎる面があります。
トライタイプ提唱者であるKatherineは、このトライタイプで典型的な生得本能はsxだと説明しておりましたが、私(David)はsoも見たことがあります。彼らは驚くほどの洞察力で問題点や落とし穴を見抜きますが、そのことが他の人々の目には「神経質だ」「感情的な人だ」と映ることがあります。彼らはそんな風に人から誤解されやすいため、他の人に大して深い失望を感じることが多い傾向があります。
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468は直観的で好奇心が強く率直な人です。彼らは独創的で信頼できる、正直な人間でありたいと思っています。このタイプの人々は非常に敏感で、矛盾を見逃しません。「炭鉱のカナリア」のように、他の人々が口に出さない議題や隠された動機、感情を察知します。
熱心で激しさがあるため、時に反抗的になったり感情的に反応してしまうこともあります。彼らの人生の使命は、見た目が偽善的だったり不誠実そうに見えるものではなく、本当に偽善的なもの、不誠実なものは何かを特定し、それが持つ潜在的な危険を他の人々に警告することです。
「内部告発者」でもある彼らは、誤解されている誰かを助けることができたとき、最も幸せを感じます。上手くいっていないことや潜在的に危険にばかり気を取られてしまい、自分を制御する方法や他の人への影響、そして本当に重要で意味のあることは何かを見逃してしまうことがあります。
468:苛烈
468は応答を求めて積極的に人に働きかけます。459は人から遠ざかります。
三つの反応的なエニアグラム(タイプ4、6、8)すべてがトライタイプに入っている場合:
自分自身を苛烈で、敏感で、挑戦的で直観的なタイプだと思っているかもしれません。不誠実さや潜在的に問題を抱えている人を嫌います。
炭鉱のカナリアのように、他の人が見逃していること、見て見ぬふりをしていることに敏感です。偽りに強く反応する傾向があり、前に進む前に真実を打ち明けることを求めます。
361、368、369の違いは、ガッツセンターのうちどのタイプが支配的であるかという点です。361は不安を避けるために非常に勤勉で忙しいタイプですが、ここでのタイプ1は道徳的に正しいことをしなければならないという思いをもたらしています。
368は正義のために戦うことに焦点を合わせています。ここでのタイプ8は克服して勝ちたいという思いをもたらしています。
369は適応性が高く、他の人と快適に連携することに重点を置いています。
468は、真の挑戦者であり、真実の語り手でもあります。4の影響で内気なところがあるかもしれませんが、このタイプは非常に激しく反応的で、自分の意見をすぐに口にします。485は、真の知識人と呼ばれるタイプで、自分の感情や考えについて強い意見を持ってはいますが、反応性はそれほど高くありません。
458と468どちらのトライタイプも、メインタイプが4で、生得本能がセクシャルの場合は「激しさ」が増します。468はより忠実で激しいタイプであり、458は自分の理想像を調査して追跡するという頭の中で生きるタイプのひとつです。
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Sx468として、反応性の根底にある不安を対処する方法があります。 身の危険を感じ、自分が不完全であるという恐怖心が高まったら、まず大きく深呼吸をして息を吐きます。そうした恐怖心は、単にアドレナリンの影響で感情的な不安が高まったから生じているだけのものです。これは感情的なパニックであり、孤立、非難、見捨てられること、および/または別離に対する恐怖でもあります。まだ漠然とした身の危険を感じるという場合、激しい感情はいずれ鎮まるものだと言うことを思い出してください。そうすれば、ただ無暗に不安を煽るだけのものではない、本当の直観の声を聴き分けられるようになるでしょう。
4の元型には「ミステリー、エロティックな女性原理、カオス、美しさ、悲劇」そして何よりも「親しみの感情が持つ役割」が含まれます。468には、いまだ語られていない、つまり欠けている感情的な真実を見つけ出し、それに名前を付けるという重要な存在意義があります。
各エニアグラムには「トラップ」があります。468の「トラップ」は、自分のアイデンティティーが自分が名付けたものと結びついていると思い込み、それを他人に認めてもらう、信じてもらう必要がある点です。このような名づけはそれが一種の真理に結びついている場合、わざわざ何かをしなくても適切なときに適切な人に広がっていくものです。私は468は最も挑戦的なタイプの一つであると感じていますが、それ以上に、最も繊細で、直観的で、思いやりがあり、英雄的なタイプであると思います。
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468には対抗恐怖に関係する6があります。そして4は「嫉妬」に対して「反応・反抗」します。彼らは嫉妬という感情を嫌い、ネガティブな感情を封じ込めようとします。問題は、468は衝動的で感情的なタイプであるという点です。考える前に衝動的で感情的な反応をしてしまうことが多いです。
486は416よりもはるかに主張の強い人々です。416、459、469はどれもかなり自意識過剰なタイプであり、内気で抑制的なあまり自由気ままに何かをすることができないという性格に苦しんでいます。
461は、批判されたくないという思いが強すぎるあまり、自分自身に対して非常に批判的である傾向があります。 このトライタイプは非常に特殊です。 416は躊躇することが多く、486は衝動的に動いてしまうことが多いです。
タイプ4の囚われが刺激されると、トライタイプとしての性質 [1]がトリガーされます。
846 vs 845:この2つのトライタイプは、 どちらも主導権を握り、解決策を模索するタイプですが全く異なっています。846は最も何かと対立することが多いタイプのひとつです(836と846がこのタイプです)。
タイプ6はタイプ8の持つ忠誠と信頼を重視する傾向がより強まります。845はより内向的で内省的です。854はトライタイプとしての繋がりのほかにもタイプ5を中心にした統合-退行の繋がりや両隣にあるという繋がりがあるため、タイプ5の影響が強調されます。その結果、このトライタイプはより学術的になります。彼らは学術的な意義の深さを重視します。
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4-6-8 - 短気な人
このタイプは、反応性の高さが特徴です。すぐ争いを起こしたり攻撃する傾向があります。誰もが自分を捕まえようとしていると感じています。
468 - 好奇心旺盛で率直なタイプ4。最も反抗的、反応的で、単刀直入なタイプ4です(特にsxの場合)。
458の元型は「能動的な学者」ですが、同時に内向的なタイプです。彼らは図書館司書のように受動的でなく、知識を蒐集するのでより専門的になります。そして478や468のように非常に明確な視点を持っています。
最も「良く言えば根気強い」「悪く言えばしつこい」トライタイプは125、145、468です。粘り強くアグレッシブで何かを追求し続けます。
468は各センターにある本能的、感情的なタイプから構成されているトライタイプです。私は、468が非常に粘り強いことを知っています。情熱に火をつけるものを探す時は得にそうした粘り強さを発揮します。
タイプ4を持つタイプ8:気分屋で一匹狼なタイプ8。アウトサイダー気質ではっきりした個人的使命を持っています。自分は既存のルールを免除されていると感じたり、周囲の事情をいちいち考慮しなくてもいいと感じる傾向があります。
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6-4-8:率直で直観的なタイプ6、最も反応的で感情的で反抗的なタイプです。タイプ8のように見える時とタイプ4のように見える時があります。4-6-8は4-5-9よりも攻撃的で反応的なタイプ4です。4-9-5は4-6-8よりももっと引っ込み思案・内気・受動的(9)で、回避的(5)なタイプ4です。
468は「いつも自分の懸念や意見を訴えかけている人」というように見えるかもしれません。彼らは真実の語り手です。
「私は468です。自分の気持ちや自分自身を他人に伝えるには、直接的に伝えるのが一番だと思っています(私もまた繊細に感じやすいほうなので、思いやりを持って伝えるよう努力しています。私の母は私が『思いやりをもって人に何かを伝える』のが上手いと言ってくれたことがあります)。
私は特定の分野では自信を持っていますが、他の分野ではそれほど自信がありません(誰かにそれを知られたらと思うと死んでしまいそうです)。『面白い』『タフ』という風に言われたことはあります(実際は、ふとした瞬間に泣いてしまうことがあります)。私はいい人を見分けるのが得意です。不誠実な人はすぐにわかります。他の人がこういったことに対して鈍すぎるように見えて、イライラしてくるときがあります。友人に私の判断を疑われたときは、まるで裏切られたように感じてしまい、その友人が不誠実にみえてしまいます。
私の最大の問題は過敏すぎるところだと思います。自分が過敏すぎるところは認識できていますが、いざ何かに動揺してしまった場合、『自分は過敏すぎる』ということを思い出して冷静に行動することができません。そのときは、『これは自分を守るためにやるべき行動だ』と思っているのですが、後になって誰か傷つけてしまったことを反省しています」
この人は468の可能性が高いです。一見すると4のような激しさのある6を持っているためです。sx型の4,6,8は、敵を駆逐することにおいてはかなり[ガイドライン#4違反のためブロック](原文ママ)的な冷酷さを持っています。Sx684は真の闘犬という元型を持っています。敵を駆逐することが自らの使命だと考える可能性のある人々です。そしてこのトライタイプとsx/soの性質を考えると、この二つを併せ持つ人物が持つであろう傾向も複雑性を増します(真実を語る=嘘の根絶)。
684の情動性と反応性、そしてsx/soの情熱と衝動性は、慎重さと配慮という典型的な6w5の特性を覆すのに十分すぎるほどだのものだと思います。暗闇や影を見て、王様は服を着ていないことを知り、ペルソナの裏にある真実を見て、その下にある痛みを避けるために集団でつく嘘を見て...。いつもこうしたことを見ている468はとてもタフだと思います。
4と6がトライタイプに含まれる場合、恥、非難、批判をもたらすような間違いをしないための戦略として、よりネガティブになりがちであるという傾向があります。これは461、468、469に最も当てはまります。
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>「648というタイプで、物事を放っておくのが苦手な人はいますか? 私は自分が6であることがわかったとき、いかに自分がいつもテストしたり、挑発したりしているかがわかりました。自分が684であることがわかったことで、さらに見えてくるものがありました。ほとんどの場合、私は遊び心があり、人をからかったりします。8の影響で、6がさらに正義の問題に没頭します。
私は非常に忠実ですが、欠点もあります。楽しいことが好きですが、たまにトラブルを起こすこともあります。私のハートセンターは4なので、大げさになってしまうこともあります。感情が先走ってしまい、つい口を滑らせてしまう自分をコントロールするのが大変です。『歯に衣着せるな』がモットーなので自分のことをタイプ8だと思っていました。
しかし同時に深みと意味を必要としているため、タイプ4としての自分がいることも感じていました。こうした特徴が全て重なると、私は他の人々にとってあまりにも強烈すぎる人になってしまいます。私はまだこの傾向と戦っています」
私は6w7、sp/sxという人を見たこともあります。彼はおそらく私が今までに知った中で最も独立したタイプ6です。 タイプ8に間違えられる可能性があります。彼(6w7、sp/sx)の反応性と激しさは行動の中でより多く現れていますが、spはその多くを隠しています。そのため他の人は彼の反応ではなく反応の結果を見ることになります。
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反抗し、反応し、防御するタイプです(4-6-8)
「私は468で、sxであるため常に真実を探求しています。私は人間関係とは、それ自体に意味があるのではなく、より高い目的のために意味があるのだと考えています。オープンで、親密で、正直なつながりの中で、自分の真実を最も深く発見することができると思っています。正直で健康的なミラーリングだけが人を成長させてくれるものだと信じています」
Sx468:真実というものからの影響を非常に受けやすいタイプです。彼らは隠されたもの、知られていないもの、語られていないものを語ります。Sx468はこのトライタイプの中でも特に激しさが際立ちます」
「真実は私(Sx468)の人生の基本でもあります。真実を知るためには、精神的な雑音や感情的な反応を排除し、冷静でオープンであることが必要です。ゆっくりとした探索と理解が必要なのです。そうすれば感情的な衝動から解放されたような気分になり、戦うことなく社会の誤った見方を忘れ、平和で善良な自分の感覚を取り戻すことができます。その後、人生について理解したことを説明するだけで、他の人を助けることができたときは本当に幸せで自分自身が頼もしく感じられます」
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458、468、478は、それぞれの方法で真実を語る人たちです。468は反応性が高く、公平な権威を求めているのが特徴です。
エニアグラムタイプが8、トライタイプが846の場合、ハートセンターである4は一見すると8に似た形で働きます。8の動機によって4が動きますが、ハートセンターの働きが強くなると防衛の仕方や表面的な言動が4のようになります。これはヘッドセンターの働きが強くなった場合も同様です(この場合は6っぽくなります)。
「468、タイプ4の私は、何かをするのが好きではありません。『生きている』ものが好きです。だから私は『それをすることが生きることになるもの』を探しています。それは、小説を書いたり、音楽を録音したりすることです。
私が一番好きなことは、美しく感動的で、完成度が高く、魔法のような仕上がりになったものを聴くことです。私は私の一番のファンです。でも自分よりも先に進んでいる人たちから、読書や会話によって学ぶことも大好きです。
今、私は、規律が重視されるような別のやり方を開発しています。それはトレーニングです。私は、できるだけ完璧に演奏したり歌ったりするためのトレーニングが大好きです。リラックスして集中して何もかも捨ててしまうのです。そこで得られたエネルギーは、私に明晰さと純粋さをもたらしてくれます。このモードでは、6が消え、4の自己吸収が止まります。これは4の統合先である1のルールが導く世界です。
他の486の人がどんな人なのかについては話すことができませんが、私に関していえば真実と意味の探求が好きです。常に新しい情報を探し、好奇心を持ち続けることで、一つの考えが次の考えにつながっていくのです(こうやって話の途中で括弧を使って、生み出された考えについて話すこともあります)。ただ話したり書いたりするだけでなく、アートワーク、ガーデニング、整理整頓、料理など、より身体を使った作業をすると、自分の気分がもっと良くなります。
私は教師をしていますが、この仕事は私にとって、ただ義務感でやっているだけの仕事ではなく『天職』だと感じます。理論的な基盤を理解し、意味のある洞察を導き出し、学生と共有するためのインスピレーションを得るために、読書や研究に集中することは、私の仕事に対するモチベーションの源です」
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648:「真実の語り手」。率直で直観的なタイプ6です。最も反応的・創造的・感情的なタイプ6です。
彼らは非常に反抗的で、対抗恐怖を持っています(この恐怖症の影響で、このタイプ6には英雄的な性質が宿っています)。一般的に、このタイプ6は「8のように見える時」と「4のようにみえる時」の間で揺れ動いています。
彼らが恐れること:恐怖そのもの、危険、一人でいること、臆病、服従、逸脱、不確実性、標的にされること、混沌、弱さ、コントロールされること、力を失うこと、恥をかくこと、隙だらけなこと、不正に翻弄されること、不適格なこと、感情的になって平凡さを絶ち切ろうとすること、平凡なこと、見捨てられること
タイプ4もタイプ6も感情的になることがありますが、両者を見分けるには、何に対して感情的になるかに着目してください。また、難しい行動を行う場合には次のような傾向があります。
タイプ6:証明するためにソースを探します。
タイプ4:印象づけるためにソースを探します。
648は反応的・反射的で言動が鋭い人です。
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タイプ4sxは感情面での激しさをもたらします。このタイプは彼らが望む誰かとの親密さを必要とします。そして親密さが妨げられたり否定されたりすると、怒りを感じます。
468は衝動的で反応性が高いです。即時解決することを重視しています。469は非常に疑り深く、一般的にはそこまで反応的ではありません。多くの不安を抱えて躊躇しながら、計画・準備を進める傾向があります。
469は(468よりも)恐怖症傾向が強いです。どちらも4が優勢であるため、自分自身を「直観的で深みがあり、美と美学を必要とする人である」と考えることが多いです。それに加えて、479は自分のことを「愛情深くて革新的で優しい人」、468は「気性が荒くて破天荒」、469は「思慮深く内省的な人」と見なしています。
468はどんな犠牲を払ってでも真実を伝えたいという気持ちが強いため、より大きなリスクを冒します。
「私(468)はかなり激しい性格で、非常に反応的です。 私の心の中には、怒り、羞恥心、庇護欲、そして勇気がたくさんあります。1日のうちに何度も深呼吸をして、自分の心を落ち着かせる必要があります。私は人と対立することを厭わないので、これまで多くのトラブルに巻き込まれてきましたが、これからも誰かと対立した場合は、最後までやり遂げたいと思っています。
私はオープンなものが好きです。私は水面下で進行している物事に対してとても興味があります。このようなことから、私は自分のことを468だと考えています」
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生得本能がsx、6、8というこの三種類の組み合わせは、強い正義感と大きな忠誠心をもたらします。 Sx468は、人からの献身を渇望し、自らも献身を与えます。468の心は、自分と繋がっていると感じている人たちに、自分が見られていない、あるいは見られていないように感じた場合、傷つきます。
彼らは、自分の気持ちが重視されていないと感じると、深い裏切りのように感じてしまいます。自分の気持ちを聞いてもらえないと、前に進めないのです。
Davidは「あなたの4を愛したり、あなたの4を憎んでもいいが、あなたの4を無視してはいけない」と言っています。このトライタイプが傷ついてた場合、感情的なタイプ8のように見えます。
「私(468)は、親密な関係の中で、自分が見たり感じたりしたことをパートナーが認めてくれないと、深く傷つき、裏切られたと感じることがあります。 例えば、私は自分の彼氏に『あの女の子はあなたとイチャイチャしていて、私を見下していた』と言ったことがあります。
ここでパートナーが私の言ったことを認めず、私をふった場合、私は深い傷を負ってしまいます。そして、もっと大きな声で、もっとしつこく、自分の言いたいことを伝えようとします。私は468もタイプ4もどちらも鈍感になることができないタイプだと思っています」
ここで重要なのはタイプ4は深く直観的なレベルで物事を知覚するタイプだという点です。この468の人も含めて、彼らは単に他の人とは違うレンズを通して物事を見ているだけです。しかし前後関係を踏まえて自分の洞察を考えることで、自分の状況をもっと詳しく感じることができるということも忘れてはいけません。
自分のことよりも、相手がどう感じているかを考えてみるようにしてください。468の持つ「トラップ」は、失望した人間関係から間違った結論を導き出して傷ついてしまうことです。彼らの直観は正しいのですが、前後関係や状況を考慮せずに導き出された結論には欠陥があるかもしれません。
彼に怒りを感じ、そして怒っている自分にも怒りを感じていますか? ほとんどのSx468がそう感じるでしょう。そしてそれは、自分が不完全であるという感情を誘発します。
あなたの仲間にとって取るに足らないと感じるあなたの部分に親切にしてください。あなたが誰であるかを覚えておいてください。そして、無意識のうちに自分の気持ちを否定していることに気づいてください。理解できないかもしれませんが、タイプ4にとって、これはとても重要なことです。
あなたの現実は本物です。あなたの現実が他人からどのように扱われたかは関係ありません。あとは、そこにあなたが無傷で完全な存在であることを思い出させてくれるデータを追加するだけです。これはタイプ4または生得本能がsx、特にSx468にとっては極めて難しい注文だと思います。しかし、傷つき混乱したときに、本来の自分に戻るための道になることもあります。
「怒ってはいけない」「恥ずかしがってはいけない」。これはあなたが作り出した生き方です。4に秘められている力を正しく使えば、他の人々の人生をより善きものに変えることができます。タイプ4は道を切り開くパイオニアです。タイプ4sxは本当にパワフルなタイプです。
◆◆◆
タイプ4は人に見捨てられる恐怖が非常に大きいタイプです。人間関係の問題で無意識のうちに自分を攻めすぎてしまいます。一人でも平気な人は、ちょうどこの逆の問題を抱えています。彼らは自分の中にある健全な依存心(もっと人を頼ること)と、他者に影響を与える自分の役割をもっと自覚する必要があります。
※トライタイプ146にも468に関する説明があります。
訳注
- ^ 1文字目の戦略で上手くいかない場合、2文字目のタイプの戦略をとるようになるという性質。
タイプのイメージ
要約
下記の表は本ページの内容の他に、英語圏でタイプのイメージとして広がっている可能性が高いこちらのページThe 162 tritypes summarised.(外部サイト)の内容と、以前調査した結果「トライタイプ x MBTI の分布」および2022年2月のPersonality Database(外部サイト)のウィングと本能のサブタイプのデータを参考にして、当サイト管理人が作成したもの。あまり有力ではないソースも含まれるため、参考程度にとどめてほしい。486, 684に多いMBTIの順番は、以前調査時(2020年9月)の結果と2022年2月のPDBのデータ間で違いがあったため、2022年2月のデータを元に記載した。
タイプ | 説明 |
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468 | 最も反応性が高いタイプのひとつ。直感的で鋭敏な感覚を持っており、衝動的で感情的、あまり考えずにすぐに行動してしまう短気な人。非常に高い反応性が特徴で、何かあるとすぐに反応する。反抗的で怒りっぽく、よく争いを引き起こしてしまう。彼らの反応性の高さは、周囲の人間から自分を守るための防衛本能から来ている。恐怖を感じるものにあえて近づくことで恐怖を乗り越えたり、「自分は大丈夫だ」ということを確認して安心しようとする対抗恐怖の傾向がある。 4w3 - sx/sp |
ISFP > INFP | |
486 | はっきりと自己主張するタイプ4(416と1文字違うだけだが、躊躇しがちな416よりも衝動的な行動が多く、また、圧倒的にはっきり自己主張する)。口調は断定的で、脅威だと感じたものには衝動的に反応する。怒りであったり、反逆的な態度や、防衛的な態度を見せることが多い。強い好奇心を持ち、果てしなく続く思考の連鎖の中で、真実と意味の探求を続ける486もいる。 4w3 - sx/sp |
ISFP > ESFP | |
648 | 最も反応性が高いタイプのひとつ。タイプ6の中ではかなり独立精神に富んでいるほうで、刺々しく反抗的な態度を取ったり、はっきりした物言いをするためタイプ8に間違えられることが多い。648は「反抗的」と同時に「忠実」とも説明されるタイプであり、目上の相手や組織の良し悪しによって、かなり反抗的になったり、高い忠誠心を見せたりする。神経質で、安全を脅かす可能性のある問題には敏感に反応する。直観的に、まるでジャンプをするかのように結論を閃き出し、力を使って反応するかどうかを即座に判断する。激情に駆られて、言うべきではないことまで言ってしまうことがある。 6w7 - sx/sp |
ISFP | |
684 | 高い反応性と、タイプ4に間違えられそうなほど強い情動性を持ち、タイプ8に間違えられそうなほどはっきり主張するタイプ6。問題を敏感に(時に過敏に)見つけ出す。無頼のファイター(特にsxの場合、「何かを守るために敵を駆逐しなければならない」と感じ、そのために戦うことが自分の役目だと感じる傾向が強まる)。反応的で、創造的、英雄的。人に依存しない。典型的なタイプ6の特徴(慎重で、人に配慮しすぎな人)からはかけ離れている強烈な人。 6w5 - sx/sp |
ISTP > INTJ | |
846 | 最も何かと対立することが多いタイプのひとつ。反抗的で刺々しく、自分が主導権を握りながら解決策を模索しようとする。ストレス時の表面的な言動がタイプ4に似ているが、現実的な見通しを立てる。 8w9 - sx/sp |
ESFP > ISFP | |
864 | 最も反応性が高いタイプのひとつ。人を保護しようとする傾向の強い忠実なタイプ8。自分自身や自分の保護下にいる人々の安全が脅かされると、感情的に、圧倒的な力に頼って脅威を排除しようとする。物理的な力で支配する絶対的指導者。 8w9 - sx/sp |
ISTP |
コラージュ画像
トライタイプの有名コラージュ:468 The Truth Teller(外部サイト)
関連情報
非公式なものだが、海外の類型掲示板にタイプの違いのまとめが投稿されている(英語・翻訳予定はない)。
4+6(146, 468, 469)の違いのまとめ
https://www.personalitycafe.com/threads/comparing-4-6-archetypes-468-469-and-146.1321903/
4+8(458, 468, 478)の違いのまとめ
https://www.personalitycafe.com/threads/comparing-4-8-archetypes-458-468-and-478.1320903/
6+8(268, 368, 468)の違いのまとめ
https://www.personalitycafe.com/threads/comparing-6-8-archetypes-268-368-and-468.1320907/