トライタイプとは、エニアグラムの基本タイプやサブタイプ(ウイング・生得本能・本能のサブタイプ)をさらに掘り下げる際に役立つモデルです。本記事では、タイプ1・3・6を併せ持つトライタイプ136の特徴や違いを紹介します。なお、この記事の内容はキャサリン氏の記述をそのまま翻訳したものではなく、サイト管理人なりにまとめた情報です。より正確な原典の情報を必要とする方は、参考文献のリンク先をご覧ください。
136の特徴
トライタイプ136(136、163、361、316、631、613)はいずれも、責任感と勤勉さを基盤に行動する特徴があります。秩序や規律を重んじ、効率的かつ実用的にタスクを進めます。
多くの場合、感情よりも義務や達成を優先し、常に多忙な状態を保つことで安心感を得ます。社会的役割や周囲からの信頼を重視し、自分の価値を成果で示そうとします。
一方で、規則や手順へのこだわりが強すぎるあまり、柔軟さを失ったり、自分自身の感情や価値観と切り離されることもあります。例えば、仕事や家庭で求められる役割を完璧にこなそうとして、自分の休養や自由な時間を犠牲にすることがあります。
136(駆り立てられる規律者)
正義感と義務感を強く持ち、誤りや非効率を避けるために細部まで注意を払います。常に忙しく、成果を出すことに集中します。例えば、職場の規定を厳守しつつ、作業の効率化案を提案するなど、秩序と実用性を両立させます。
163(慎重な実践者)
警戒心が強く、リスクや混乱を避ける傾向があります。計画性を重視し、予測できる状況を好みます。例えば、新しい取り組みを始める前に、必要な情報を徹底的に収集し、安全策を整えてから行動します。
361(忠実な達成者)
成功と評価を重視し、常に模範的であろうとします。社会的な評価を意識し、規律を守りながら成果を上げることに努めます。例えば、組織の方針に沿った形でプロジェクトを成功させ、同僚や上司からの信頼を得ます。
316(規範的な野心家)
完璧な成果を追求し、地位や評価の向上を目指して努力します。懐疑的で、計画や戦略を練ることに長けています。例えば、期限内に質の高い成果物を仕上げ、周囲からの高評価を獲得します。
631(勤勉な忠実家)
安全と信頼を重視し、周囲に貢献することにやりがいを感じます。予測力が高く、トラブルを未然に防ぐ行動を取ります。例えば、チーム内のリスクを事前に洗い出し、対応策を準備します。
613(責任ある慎重家)
現実的かつ几帳面で、達成を通じて安心感を得るタイプです。不確実性を避け、信頼される立場を築くことを大切にします。例えば、プロジェクトの進行管理を徹底し、期日通りに成果を提供します。
違い
コア1(136, 163):規律と慎重さが際立ち、秩序の維持を最優先します。
コア3(361, 316):達成と評価を重視し、結果を示すことで価値を証明します。
コア6(631, 613):安全と義務感を中心に据え、信頼関係を維持しながら行動します。
136全体をまとめると、「秩序と達成を通じて責任を果たし、社会的信頼を築く人たち」といえます。
参考資料:
生得本能について
サイト管理人の所見だと、記述の類似性がやや高いのはSP3だと思います。SO1、SO6もやや近いかもしれません。(リンクに載せていないタイプは、下記のページ先から探してください)
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