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トライタイプ 126 – サポーター

2021年5月19日水曜日

エニアグラム トライタイプ

トライタイプ126の性格

トライタイプとは、エニアグラムの基本タイプやサブタイプ(ウイング・生得本能・本能のサブタイプ)をさらに掘り下げる際に役立つモデルです。本記事では、タイプ1・2・6を併せ持つトライタイプ126の特徴や違いをわかりやすく紹介します。

126の特徴

トライタイプ126(126、162、261、216、621、612)はいずれも、「規律と協力を通じて人を支える」特徴があります。責任感が強く、秩序立ったやり方を好み、他者の役に立つことに喜びを感じます。人の感情を汲み取りつつも、行動は筋道や手順を重視します。自分が果たすべき役割を明確に把握し、それを誠実に遂行しようとします。不確実さや混乱を避け、安全で安定した環境を整えることに関心が高いのも共通点です。例えば、仕事で新しいプロジェクトを任された際、感情的に飛び込むよりも、全体の流れや必要な資料を整理してから着手します。

また、人との関係性を通じて自己価値を感じる傾向があり、助ける側に回ることで安心感を得ます。ただし、その反面、自分にも他者にも厳しい基準を課しがちで、時に柔軟さを欠くこともあります。多くの場合、感情よりも義務や責任を優先し、自己犠牲的に振る舞うことも珍しくありません。

126(尽くす規律者)

秩序と奉仕心を併せ持ち、他者を支えることに情熱を注ぎます。正しさや品質管理にこだわり、決められた手順を忠実に守ります。例えば、イベント運営で役割を担う場合、全員の作業工程を確認し、滞りがないように調整します。

162(慎重な改革者)

正義感に加え、慎重さが際立ちます。規則を守りつつ、周囲の安全や安定を重視します。不確実な状況では慎重に情報を集め、確実に成果が出せる方法を選びます。例えば、新しい制度の導入前には影響範囲を細かく分析し、実施手順を整えます。

261(厳格な援助者)

奉仕心が中心ですが、規律や正しさを重視します。人を助ける際にも、感情ケアだけでなく秩序だった進め方ができることを意識します。例えば、困っている同僚に助言するとき、まず状況を整理し、解決までの段階的な行動案を提示します。

216(正義の協力者)

協力的で親しみやすい性質と、秩序を守る厳しさを併せ持ちます。助けることで人間関係を築きながら、正しいやり方を維持します。例えば、チーム作業で全員の意見を聞きつつ、期限や品質基準はしっかりと守らせます。

621(秩序ある忠実家)

安全と信頼を基盤に支援を行います。物事を体系的に整理してから行動し、人に寄り添いながらも実務的です。例えば、新人教育では手順書やチェックリストを整え、安定して業務が進むように配慮します。

612(支援的な慎重家)

慎重さと義務感が強く、計画的な支援を行います。感情よりも確実性を重視し、整った環境を維持します。例えば、地域活動で新しい企画を立てる際、必要な許可や安全面を事前に確認し、準備を万全にします。

違い

コア1(126, 162):正しさや規律を優先し、基準を守ることに力を注ぎます。

コア2(261, 216):人間関係や奉仕を中心に据え、相手を支えることで信頼を築きます。

コア6(621, 612):安全と信頼を重視し、慎重に物事を進めます。

126グループ全体をまとめると、「責任感と協力精神を兼ね備え、秩序を保ちながら人を支える人たち」といえます。

生得本能について

サイト管理人の所見だと、記述の類似性が高いのはSO6だと思います。126とは異なりますが、記述的には上記の内容はSO8やSP3にも類似している部分があります。(リンクに載せていないタイプは、下記のページ先から探してください)

リンク先(外部サイト:サイト管理人のNoteに飛びます)

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