トライタイプとは、エニアグラムの基本タイプやサブタイプ(ウイング・生得本能・本能のサブタイプ)をさらに掘り下げる際に役立つモデルです。本記事では、タイプ3・7・9を併せ持つトライタイプ379の特徴や違いをわかりやすく紹介します。
379の特徴
トライタイプ379(379、397、739、793、937、973)は、いずれも明るく社交的で、調和を保ちながら成果を求める傾向があります。
人と関わることに安心感を覚え、場の空気を和ませる力があります。困難や対立に直面しても、衝突を避ける方法を探し、円満に解決しようとします。
感情の起伏は穏やかで、周囲からは親しみやすく感じられますが、内面では成功や承認への意識が強く、環境に応じて振る舞いを変える柔軟さを持っています。例えば、会議で意見が対立した場合でも、相手を立てながら自分の提案を自然に取り入れるような行動を取ります。
379(陽気な達成者)
成果と評価を重視しながらも、明るさと親しみやすさを保ちます。場を盛り上げながら物事を前に進める力があり、営業やイベント運営など、人を巻き込む活動に向きます。失敗や否定的な反応を避けたい気持ちが強く、笑顔や軽快な会話で場を整えます。
397(穏やかな成功者)
成功志向と平和志向を兼ね備え、柔らかい態度で目標を追います。衝突を避けつつ成果を出す調整役として働くことが多く、周囲への配慮から感情表現は控えめです。例えば、チーム内の意見が割れたときも、双方の立場を理解したうえで妥協点を提案します。
739(平和を愛する楽天家)
自由と楽しさを大切にしつつ、人間関係を壊さないよう注意します。前向きな提案で場を活性化させることが得意で、退屈や不正を嫌います。例えば、職場の雰囲気が沈んでいるとき、ユーモアを交えて話題を変え、気持ちを切り替えさせます。
793(達成志向の冒険者)
新しいことへの興味と調和志向を併せ持ちます。行動力がありながら、対立を避ける戦略性があります。例えば、提案が通らなかったときも強く押し通すのではなく、別の形で実現する方法を考えます。
937(社交的な平和主義者)
平和と安定を土台にしながら、外向的で活動的です。場を和ませつつ目標に向かう姿勢があり、友好的な印象を与えます。例えば、新しい人が加わった場で率先して話しかけ、安心できる雰囲気を作ります。
973(前向きな調和者)
平和志向と創造性を兼ね備え、柔軟に物事に取り組みます。全員が納得する形で進める工夫が得意です。例えば、プロジェクトの方向性で意見が分かれた場合、それぞれの要素を組み合わせた案を提案します。
違い
コア3(379, 397):評価や成果を軸に動き、効率よく目標達成を目指します。
コア7(739, 793):自由や楽しさを重視し、冒険的な発想で進めます。
コア9(937, 973):平和や安定を最優先し、全体の調和を保ちます。
379全体をまとめると、「明るく柔軟で、人と場をつなぎながら成果を生む人たち」といえます。
参考資料:
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サイト管理人の所見だと、記述の類似性が高いのはSO7、SO9だと思います。(リンクに載せていないタイプは、下記のページ先から探してください)
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