edit

エニアグラム タイプ2とタイプ6の違い

2021年6月25日金曜日

エニアグラム タイプ2 タイプ6

タイプ2とタイプ6の違い

タイプ2とタイプ6は、重要な特徴を数多く共有しているタイプであるため、よく誤認が起こります

どちらのタイプも「人から好かれたい」という想いが強いタイプです。より正確に言えば、タイプ6は「人から認められたい、サポートされたい」であるのに対し、タイプ2は「愛されたい、他の人にとって重要な存在でありたい」と願っています。

この違いを見極めることが、この2つのタイプを見分ける際の重要なポイントです。

タイプ概要


タイプ2 タイプ6
囚われ プライド 恐れ
根源的恐れ あるがままの自分では愛されず、求められない 支えや導きがなく、自力で生存できないこと
根源的欲求 愛されていると感じること 安全と支えを見つけること
超自我の声 人から愛され、その人たちと親しければ大丈夫だ 期待されることをすれば大丈夫だ

共通点

タイプ2とタイプ6は下記の点が共通しています。

  • 「人から好かれたい」という想いが強い

相違点

タイプ2とタイプ6は下記の点が異なっています。

タイプ2 タイプ6
自分のサポートを必要としてくれる人がほしい 自分をサポートして、安心させてくれる人がほしい
愛や友情、承認や助言を提供することで親密さを示す(相手から受け取るよりも、相手に与えようとする) 冗談を言いあったりといった、他愛のないやりとりをすることで親密さを示す
より多くの人と親交を深めて仲間に引き入れる 親交を深める相手は慎重に選ぶ
人との親密さや融合度が高ければ高いほど良い 人と親密になりすぎて融合度が高くなりすぎたり、安っぽく感傷的なものになると不安を感じる
(不健全になるほど)自分でも意識せずに他者を操作してしまう(マニピュレーター) (不健全になるほど)乱暴な反応をするようになる(過剰反応)、最終的には被害妄想的になる
(健全度が平均的~不健全)自分が影響力を及ぼせる範囲内の全ての人々に、人生のあらゆる問題に関するアドバイスをしたがる(自分が権威者になりたがる) (健全度が平均的~不健全)不安から逃れるために、ある種の権威者に自分を安心させてもらおうとする
(健全度が平均的~不健全)他人に依存されることでしか愛を得られないと思い込む (健全度が平均的~不健全)他人に依存することを恐れながら、ますます他人に対して依存的になっていく
(不健全)非現実的な強迫観念(自分でも無意味だ、やりすぎだとわかっていても止められない考え)に憑りつかれる (不健全)不安や恐怖のあまり、他人が常に自分を批判しているという妄想に憑りつかれたり、他人に対して暴力的に食ってかかったりしはじめる

ユングのタイプ論との関係

ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソンの著書「Personality Types: Using the Enneagram for Self-Discovery」のTable 14.2. The Jungian Correlationsでは、タイプ2は外向的感情に、タイプ6は内向的感情に近いとされています。


参考:

ソシオニクス・タイプ診断

  カテゴリー
EIE (32) EII (38) ESE (31) ESI (36) IEE (39) IEI (32) ILE (31) ILI (36) LIE (36) LII (31) LSE (38) LSI (32) SEE (36) SEI (31) SLE (32) SLI (38) アマトリカ (3) クアドラ (35) サイコソフィア (32) タイピング指標 (4) タイプ関係 (24) テンポリスティック (1) トライタイプ (29) 機能 (11) 機能二分法 (7) 次元 (5) 情報要素 (13) 診断リンク (12) 二分法 (29) 認知スタイル (4)

最新の記事

ソシオニクス IEE(ENFp)by Beskova

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ