edit

エニアグラム タイプ2とタイプ7の違い

2021年6月27日日曜日

エニアグラム タイプ2 タイプ7

タイプ2とタイプ7の違い

どちらかというと、タイプ7が「自分はタイプ2かもしれない」と思う方が、その逆よりも多いかもしれません。どちらも感情的な所や、芝居がかった言動をするところがあるため、この2つのタイプはよく混同されます。また、どちらのタイプも社交的で、人と一緒にいることを好みますが、対人関係のスタイルは明確に異なっています。

タイプ概要


タイプ2 タイプ7
囚われ プライド 貪欲
根源的恐れ あるがままの自分では愛されず、求められない 必要なものを奪われてしまって
痛みに囚われること
根源的欲求 愛されていると感じること 幸福で、満足していて、充足していること
超自我の声 人から愛され、その人たちと親しければ大丈夫だ 必要なものを手に入れたら大丈夫だ

共通点

タイプ2とタイプ7は下記の点が共通しています。

  • 感情表現が豊か。
  • 他者の気を引くために芝居がかった言動をするところがある。

相違点

タイプ4とタイプ7は下記の点が異なっています。

タイプ2 タイプ7
友好的、大げさなところはあるが、表現される感情は安定している ポジティブかネガティブかに関わらず、幅広い感情をよく表現する。また感情がコロコロ変わる
人助けをするのは、他人にとって重要な存在でありたい、人々と親密な関係を築きたいと願っているから 人助けをするのは、その人と一緒に遊びたいから(例:貧しい友人と一緒に遊ぶために食事代をおごる、というような手助け)
「自分は必要とされている」という実感を得るために、干渉しすぎたり、世話を焼きすぎたりすることがある 他人の人生にあまり関与しようとしない
自分に依存されるのも、実はまんざらでもない 自分に依存する人が嫌い(リソースを奪われたり、自由を束縛されるから)
人に執着する(友人とは、感情的な意味での投資対象のようなものなので、極力手放したくない、人間関係を絶ち切るのが苦手) 人に執着しない(上手くいかない時は比較的あっさり関係を終わらせる)
感情や親密さを他者と共有することで活力を得る 面白い可能性や構想で頭をいっぱいにすることで活力を得る

ユングのタイプ論との関係

ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソンの著書「Personality Types: Using the Enneagram for Self-Discovery」のTable 14.2. The Jungian Correlationsでは、タイプ2は外向的感情に、タイプ7は外向的感覚に近いとされています。


参考:

ソシオニクス・タイプ診断

  カテゴリー
EIE (32) EII (38) ESE (31) ESI (36) IEE (39) IEI (32) ILE (31) ILI (36) LIE (36) LII (31) LSE (38) LSI (32) SEE (36) SEI (31) SLE (32) SLI (38) アマトリカ (3) クアドラ (35) サイコソフィア (32) タイピング指標 (4) タイプ関係 (24) テンポリスティック (1) トライタイプ (29) 機能 (11) 機能二分法 (7) 次元 (5) 情報要素 (13) 診断リンク (12) 二分法 (29) 認知スタイル (4)

最新の記事

ソシオニクス IEE(ENFp)by Beskova

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ