edit

論理と倫理(ソシオニクス)

2022年7月17日日曜日

ソシオニクス 二分法

論理と倫理(ソシオニクス)

倫理/論理は4種類あるユングの二分法の1つであり、15種類あるレーニン二分法の1つでもあります。

ソシオニクスにおける倫理は、現実の人間的、社会的、道徳的、感情的(emotional)な内容に焦点を当てることで定義される知覚的な性質のことです。

これに対して論理とは、現実の無生物的、システム的、手続き的内容 [1] や、測定可能なものに焦点を当てるもののことを指しています。


タイプ分類


α β
ILE SEI ESE LII EIE LSI SLE IEI
論理    
倫理    
 
γ Δ
SEE ILI LIE ESI LSE EII IEE SLI
論理    
倫理    


理論的性質

ソシオニクスの2つの情報要素(Fe, Fi)が倫理を表し、別の2つの情報要素(Te, Ti)が論理を表します。


機能の説明

論理

論理とは、無生物、論理的関係、客観的真実に焦点を当てる精神的プロセス(または「心理的機能」)のことです。

対象の外の現実に注意を向けるか、対象の現実の印象に注意を向けるかによって、2種類(外向性と内向性)の論理があります。

ソシオニクスの全16タイプのうち半分は論理型です。これらのタイプは、自我ブロック(第1機能と第2機能)に内向論理(Ti)、または外向論理(Te)があります。


倫理

倫理は、感情的(emotional)経験、人間関係、主観的態度に焦点を当てる精神的プロセス(または「心理機能」)のことです。

対象の外の現実に注意を向けるか、対象の現実の印象に注意を向けるかによって、2種類(外向性と内向性)の倫理があります。

ソシオニクスの全16タイプのうち半分は倫理型です。これらのタイプは、自我ブロック(第1機能と第2機能)に内向倫理(Fi)、または外向論理(Fe)があります。


典型的な特徴

論理


  1. 論理的な理由に基づいて意思決定することが多い。
  2. 論理的評価(「正しいか間違っているか」)について話すほう。
  3. システム、構造、パターンに対して、より興味を持つ。
  4. 対人関係に問題がある場合が多い。
  5. 説得よりも議論を好む傾向がある。
  6. 「倫理的な」操作に対して、より脆弱


倫理


  1. 思考や交流において、倫理的な要素をより重要視する。
  2. 倫理的評価(「良いか悪いか」)について話すほう。
  3. 対人関係の問題を解決するのが上手い。
  4. 論理的な解決策を見つけるのに問題がある場合が多い。
  5. 議論よりも説得を好む傾向がある。
  6. 「論理的な」操作に対して、より脆弱


参考:


訳注

  1. ^ 手続き的内容:物事を行う手順、順序、形式。


関連記事


ソシオニクス・タイプ診断

  カテゴリー
EIE (32) EII (38) ESE (31) ESI (36) IEE (38) IEI (32) ILE (31) ILI (36) LIE (36) LII (31) LSE (38) LSI (32) SEE (36) SEI (31) SLE (32) SLI (38) アマトリカ (3) クアドラ (35) サイコソフィア (32) タイピング指標 (4) タイプ関係 (24) テンポリスティック (1) トライタイプ (29) 機能 (11) 機能二分法 (7) 次元 (5) 情報要素 (13) 診断リンク (12) 二分法 (29) 認知スタイル (4)

最新の記事

ソシオニクス ESI(ISFj)by Beskova

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ