マキシム・ゴーリキー - ロシアの有名作家。
一貫した信奉者。非常に合理的で正確な選択をする能力を持っており、既存のシステムや教義の中から最良のものを選び、妥協せずに粘り強くその実現のために戦うことができます。自分が選び取った中に含まれないものはすべて断固として拒否し、システムを完璧な状態にまで高めます。そして、こうして実現した自分のシステムを、強い一貫性を持って実行します。たとえそのシステムが不安定なものであってもです。
このようにして、フランスの外交官タレーランは、ブルボン朝、コミューン、ディレクトワール、ナポレオン政権、さらにはナポレオン失脚後に復活したブルボン朝の全てにおいて自分の望む地位を築き、うなるような富と華々しさに満ちた晩年を送ったのです。
冷静な現実主義者。絶望したり、幻想に惑わされたりはしません。いつも平静を保っていて、冷静で、論理的です。ファンタジーを好まず、他人の流す偽りやデマに夢中になったりはしません。
研究者。狭く深く問題を徹底的に研究する傾向があります。過去に研究されたものとの関係を丁寧に立証します。
一度に二人の人間の話をいっぺんに聞くことができるなど、聞き取り能力が高い人が多いです。孤独を求める傾向が強いです。あまり本を読みはしませんが、思考に多くの時間を費やすのは好きです。実際に活用できる状態まで知識を持っていこうとします。
LSIの行動は、その状況を完全に理解していない人から見ると、逆説的で予測不能なものに見えます。他の人が気づかない場所に出口を見つけます。
繊細さと冒険心が混在しています。隠遁的な秘密主義者です。注目の的になるのは好きではありません。コミュニケーションでは繊細で控え目ですが、それと同時に自分の話に耳を傾けてくれる人を必要としています。
決意と熱意を持って、人々を巻き込みながら、自分独自のシステムを導入しようとします。頑固で妥協を許しません(マルティン・ルター)。
リーダーになった際には、人々のネジを締めようとします。人の気持ちに敏感で、駆け引きができるほうですが、人を道具のように扱います。個人的な感情や好き嫌いではなく、結果を重視します。「倫理は論理に従属する(スターリン)」というスタンスです。
他人が自分の持ち物に触れることを非常に嫌います。これはLSIにとっては流血沙汰に繋がりかねないような犯罪行為です。LSIのほうから攻撃的な人に争いをしかけることはありませんが、攻撃的な人を受け入れたりはしません。
ストイックな人です。忍耐力がありつつも、公正さに欠け、日常的なことに時間を割きたがりません。自分が感じていること、例えば空腹、疲労、痛み、恐怖を隠してしまう方です。病気の子供であっても、母親に気付かれないよう、うめき声をあげないようにします。
親しい人々相手の場合、自分の魅力を隠しません。時には意図的に魅力的に見せようとしているようにさえ感じられるかもしれません。異性を無視することはありません。しかしながら、周囲の人々の感情を判断する際は、外見だけ(例えば視線の動かし方や話し方だけ)を見て、周囲の人々の感情を評価しようとします。
このタイプの人は、比較的簡単に、自分の「愛されたい」という欲望をパートナーに投影して、「パートナーが自分に愛されたいと思っている」と勘違いしてしまうことがあります。
思い込みやすいところはありますが、彼ら自身も自分のそういう傾向をよく知っているため、疑り深いところもあります。