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ソシオニクス SEE(ESFp)by T. Prokofieva and M. Kuzmina

2025年5月18日日曜日

SEE ソシオニクス

SEE(ESFp)by T. Prokofieva and M. Kuzmina

SEEは、天性のリーダータイプです。彼らは現実的で具体的な活動に魅力を感じ、自分の影響力を自由に発揮できる場面に惹かれます。権力を尊重し、それを手に入れ、そこから得られる特権にも魅力を感じます。彼らのモットーは「来た、見た、勝った(ユリウス・カエサルの格言)」です。自分の意志をしっかり持ちながらも、人とうまくやっていくための外交的な力も持っています。

他のタイプが重要なことに取り組む前にじっくり考えるのに対し、SEEはまず動きます。代表的なSEEであるナポレオン・ボナパルトは「戦いに参加することが大事。あとはその場で考える」と言い、歌手アラ・プガチョワは「私は愛に飛び込むとき、崖から飛び降りるような気分になる」と表現しています。彼らは、SEEらしい衝動的で情熱的な性格をよく表しています。

SEEは感情をコントロールするのが苦手なことがあり、友情を深く築き、愛すれば全てを捧げます。「今、この瞬間」を大切にし、未来に対しては常に楽観的ですが、過去については「変えられないから後悔しても意味がない」と考えています。

SEEの弱点の一つは、「太陽のようにどこでも誰にでも輝きたい」という強い欲求です。ソシオニクスでいう「第四機能(脆弱機能)」に「関係の論理(Ti)」があり、そのためパソコン操作や計画、スケジュールなどの論理的な作業が苦手です。こうした論理性への抵抗から、感情や判断が極端になることがあり、同じ相手に対して「大好き」と「大嫌い」が何度も入れ替わることもあります。

また、時にはSEEは巧妙な戦略家のように振る舞いますが、「可能性の直観」が弱いため、短期的な成功が長期的な問題や失敗につながることもあります。そうした失敗を隠し、常に「勝者」である自分を演出しようとします

そのため、SEEはしばしば「自己中心的すぎる」「野心が強すぎる」「自信過剰だ」と批判されます。彼らは「今、この瞬間」に全力を尽くして生きており、時には怒りが爆発し、人間関係に敵を作ってしまうこともあります。


出典:
タチヤナ・プロコフィエワ氏とマリーナ・クズミナ氏によって執筆された「9月1日―スクール・サイコロジスト」紙向けの寄稿記事シリーズ「新時代の心理学」より抜粋。

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