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概要
論理性と分析能力が発達しています。主要なものと副次的なものを明確に切り分けて考えることができます。構造、分類、概念などに関して、自分なりの理解を持っています。
客観的で鋭い判断と原則的な評価ができます。彼らから見て妥当ではないと判断したルールや指示は無視します。
問題を理解した上で、新しく根本的な解決策を提示します。自分とは異なる意見やライフスタイルに寛容です。
直観的に推測して決めることが多いので、他人には理解できない行動が多いです。
何らかの趣味を持っていることが多いです。そして常にその趣味をもっと深めたり向上させ続けます。自分にとって意味のある話題の時だけ、会話を続けます。
◆◆◆
人の気持ちがよくわかりません。人間関係において頑固で融通が利きません。秘密主義で、招かれざる客を非常に嫌います。
他の人のために時間を使うことはほとんどありません。コミュニケーションに慎重で、人とは距離を置くことが多いです。
内心では共感しているほど、外面的には関心を示しません。自分が慣れ親しんだ人間関係を頑なに維持しようとします。
日常生活では控えめなほうで、最低限の設備で満足します。家事は面倒だと感じます。頑固な性格ですが、他の人に圧力をかけて自分の思う通りに動かすことはできません。人をなだめることもできません。
危機的な状況では、かなり優柔不断になります。他人から強制されて何かをするということはありません。
詳細な説明
LIIは自分の考えを論理的に、説得力を持って表現することができます。彼らは図式と概念化を作成し、重要なものと二次的なものを明確に分けています。図式化された一般的なアイデアを開発したら、それを再定義し、実用化できるよう努力します。純粋な理論化、哲学、生活から完全に切り離された議論は、LIIのためのものではありません。
システムの正しさは、その内部の論理的整合性で評価します。システムの形式的な枠組みを容易に変更することができます。できるだけ簡潔にまとめられた情報を好みますが、必要であれば量を増やすこともあります。
アイデア、コンセプト、モデル、方法、システムの持つ可能性をよく理解しています。その可能性を客観的かつ公平に評価することができます。細部や特殊性を全体と結びつけることができます。
あらゆる理論や開発を改善、向上させようとします。興味のあるシステムのミッシングリンクを粘り強く埋めます。それと同時に、別のアイディアにも目を向けます。
アイデアや提案を生み出し、ブレインストーミングを行う能力があります。非常に独立して考えます。一度問題を理解すると、革新的な解決策を打ち出します。アイデアは直観的に、つまり推測によって思いつきます。彼らにとってロジックは、直観的に得た情報をフレーム化する手段でしかないものです。
錯綜する曖昧な問題を、ほぐして分析することができます。直観的に隠れた関係性を探し出します。証拠の欠如は想像力に置き換わります。研究対象を深く深く掘り下げていきます。
◆◆◆
あまり社交的ではありません。人と関係を築くのが難しいほうです。人に親身になって接するよう努力します。
自分の私生活を外部の人間から隠そうとします。招かれざる客が嫌いで、どう対応すればいいのか分かりません。コミュニケーションは非常に慎重に行います。
自分にとって重要な事柄に関わるときだけ、会話に参加します。すでに確立された関係を大切にします。慣れている人間関係のシステムを頑固に維持します。築き上げた人間関係を自分から壊すことはしませんが、長続きしなさそうな関係に固執することもありません。
外部からの批判に無関心です。自分に向けられた否定的な態度を恐れません。見知らぬ人や自分を混乱させる人に対しては、抑制的になり、自分の殻に閉じこもります。
LIIは周囲の人に対してどう振舞えばいいのか、よくわかっていません。
LIIは人と人との関係を、どれくらい気楽に付き合えるか、どれくらい縛り付けられないで自由に付き合えるかという観点から評価します。シンプルで民主的な関係を目指します。緊張感のある重苦しい関係は、彼らのエネルギーを奪い、彼らを受動的にしてしまいます。
多くの場合、LIIは穏やかで楽しい人であり、押しつけがましくなく、威圧的でもありません。バランス感覚に優れ、自立しています。
他人から独立していられること、自分のスペースを自分の責任で自分の好きに使えることは、LIIにとってなくてはならないことです。
人を自分の意志に従わせるのが下手です。自分の日常的な利益を守ろうとします。危機的な状況下では、優柔不断になり、動作が鈍くなることがあります。
冷静さを保つことはできますが、何をすべきか、どう行動すべきか、何らかのアドバイスが必要です。罵倒や威圧を無視することがあります。強制的な圧力で何かを成し遂げることはできません。
友好的でポジティブな感情は、LIIを落ち着かせます。喜びをもってそれらに応え、社交的で機知に富んだ人物として振る舞います。身近な人に喜びを与えようとします。親しい間柄では、より積極的になり、明るく、親しみやすくなります。彼らの楽観的な性格は、周囲の人々にも伝わります。
ネガティブな感情を向けられた場合、それが妥当で合理的だと思える場合だけ反応します。そうでなければ、相手と距離を置き、論理的な分析によってそれを消滅させようとします。
心理的な距離が近いか、慣れ親しんだ環境にいると感じるときだけ自分の感情を表現します。そうでなければ、冷淡な態度でふるまいます。
◆◆◆
家では控えめで、最低限の設備で満足します。しかし、健康と快適さの効果的なケアは彼らの精神を高めて楽観的にします。家事や経済的な問題が解決すると、エネルギーが高まり、これまで先延ばしにしてきた問題の解決に取り組むようになります。
華美な装飾や人工的なアクセサリーを排し、調和のとれた服装を心がけます。しかし、LIIにとって自分のスタイルを見つけるのは容易ではないことです。状況にそぐわない、機能的でない服装を着ていると不快さを感じます。不快な状態が長く続くと、ネガティブな感情が蓄積されていきます。さらに時間が経つと、我慢が限界に達して、心の中で煮詰まっていたものが溢れだすことがあります。
◆◆◆
新規事業やプロジェクトの見通しを立てるのが得意です。新しく珍しいプロジェクトを「微調整」する方法、プロジェクトを成功させるために考慮すべきことについてアドバイスを提供します。しかし、LII自身は起業家精神に長けているわけではありません。ビジネス活動においては、迷いがあり、何かを決めるまで長い時間考え込んでしまいます。
最初は極端に慎重で活発性に欠けますが、突然、運任せにリスクを冒し始めます。具体的な仕事では、細部にまでこだわりすぎるか、早く終わらせて次の仕事に取りかかりたいと急ぐかのどちらかです。
個々の作業の結果の良し悪しにはあまり煩わされません。良ければ次の仕事に取りかかり、悪ければやり直すだけです。
興味がある分野では、どんな人がどんなことをしているのか、どんな技術が使われているのかを質問します。その情報をもとに、自分がどう行動すべきかを判断します。しかし、せっかく身につけた仕事のスキルをすぐに失ってしまいます。
◆◆◆
時間の流れに依存していることを自覚しています。イベントや会議にはたいてい時間通りに到着します。時間通りにきちんと物事を進められる力に誇りを感じることもあります。計画した仕事を期限までに終わらせるために、自分の能力を正確に評価することができます。
しかし通常、始めのうちは仕事のペースが遅く、終わりに近づくにつれてペースを加速させます。このため仕事の質や量が低下することがあります。
タイムリーに仕事を始められれば、成功する可能性はもっと高くなります。時間を節約する方法と戦術を探します。無駄な時間を過ごすのは嫌いです。非常に忙しく、延期できないことがたくさんある場合は、他の人に警告します。
自分は運命に支配されていて無力だと感じています。過去の失敗をすぐに忘れます。未来には何の期待もしません。
コミュニケーションの仕方
LIIは、見知らぬ人に対して、非常に控えめで飄々とした態度をとりながら、心理的な距離を置いて観察します。最初のデートの主導権を握ることはまずありません。
話し方は非常に明確で、論理的です。資料は非常に首尾一貫して提示されます。イントネーションと語気の強さで最も重要な単語を強調する傾向があります。
最初に抽象的な立場を表明し、次にその考えを説明したり補強したりする具体的な例を挙げるのが普通です。逆の場合もあります。
まずいくつかの例を挙げ、次に一般化した結論を述べます。スピーチする際にも論理性が発揮されます。特に議論の中で特定のアイデアを擁護しようとする場合は、非常に論理的に厳格で断定的な口調になります。
◆◆◆
常に不必要な詳細をカットします。彼らは一般的なパターンにしか興味がないのです。
会話やスピーチでは、最初からはっきりとした感情が見てとれます。感情が高ぶるにつれて、より激しく、ドラマチックなものになっていきます。そんな時の彼らの目は、狂信的な光を帯びています。それにもかかわらず、彼らは強調された正しさに従って行動しようとします。
彼らは、彼らにとって興味深いときだけ会話を続けます。無関心な問題の場合は意見を表明せず、沈黙を保つことを好みます。
行動の特徴
丁寧に人と接し、常に人に発言の機会を与えます。どんな人にも何らかの能力があると信じているので、少なくとも、その人が能力を発揮するのを妨げないようにしようとします。他の視点からの意見にも寛容です。どんな申し出もすぐには拒否せず、すべてを実際に確認しようとします。
行動面では、非常に秘密主義的で、自分のことやプライベートなことは一切話しません。匂わせるようなこともないため、他の人は彼らのことを「プライベートがまるっきり謎な人」だと感じます。
彼らは独立への非常に強い願望を持っています。完全な自由だけを欲しています。完全に自由でなければ満足できないのです。
仕事においては、自由への欲求と責任感が結びついています。他者への要求が少なく、食べ物やそのデザインに無頓着なことが多いです。仕事に夢中になると、昼食を食べないこともあります。
◆◆◆
日常生活では控えめで、最低限の設備で満足します。狂信的ともいえるほど深く、長く続けている趣味を持っていることが多いです。同時に、他人が自分のことを何と言おうと、まったく無関心です。
自分の人生の立場を貫くことはなく、自分の利益のために生き、自分に合わない規則や命令を無視します。
多くの人はLIIを理解できず、彼らから距離を置こうとします。
外見
LIIは外見からタイプを見分けることが容易です。このタイプの持つ最大の特徴は禁欲的な顔 - 顔の構造が中世の横顔に似ていることです。角張っていて、顔の大きな部分(通常は鼻)と小さな部分(通常はあご)が組み合わされており、頬骨や眉毛のアーチもあります。
遠くから見たときの顔の表情は、常に全く感情のない、厳粛で陰鬱なものに見えます。顔色は通常、血色が悪く、無表情です。
このタイプの男性は短い髪型をしていることが多いです。体型はほとんどが痩身です。このソシオタイプに属する人だと自信を持って断定できる非常に特徴的な点は、反り返り気味の姿勢です。このせいで腹部が前にやや反りだして見えます。
歩き方は不安定で、ややふらついています。時には、どこに行けばいいのかわからないようにさえ見えます。興奮すると、まるで体でかき分けながら周囲に空間に道を作るかのように、本当に左右に動き回ります。
LII(男性)は、あまり注目されたくないため、控えめな服装をしています。しかし、服のスタイルに幅がありすぎるのが特徴です。あるときはファッショナブルな服装に身を包み、またあるときは 「みすぼらしい」姿で登場するなど、極端から極端へと変動します。
このタイプの女性のスタイルは、フランスの映画のようなと呼ぶことができるかもしれません - 強調されたオリジナリティ、型にはまらないこと、目立ちたいという願望が反映されたスタイルです。
仕事
部下として
強み
優れた分析的思考と高度に発達した論理性を持っています。分析したデータの中から、主要なものを拾い上げ、副次的なものを切り捨てることができます。
現実的にビジネスの可能性を評価します。一つの案に固執せず、代替案も考慮できます。行政の圧力ではなく、良心、義務、個人の責任に基づいた規律と秩序の支持者です。
彼らは本質的には親切な人ですが、個人的な利益や人間関係よりも職務を優先します。約束は守ります。すべてにおいて正義と合理的な秩序を重視します。
LIIは話し上手で、資料を簡潔かつ明確に聞き手に伝えることができます。自立することを目指していますが、穏やかに、しかし粘り強く説得できる人に導かれることもあります。
時間感覚は正確なほうです。そのためイベントや会議には時間通りに参加します。慎重で、危険を察知することができます。いわゆる「キレる」ことは滅多にないです。
民主的で、自分とは異なる意見にも寛容です。
問題のある領域
人間関係において柔軟性がありません。自分の興味のあることを話したがりますが、相手が話す「自分にとって興味のない話」は無視します。
話題が自分にとって面白くない場合は、時間を無駄にしたくないので、会話を避けようとします。
マルチタスクは好きではありません(特に急いでいるときほど、ひとつひとつ順番に片づけようとします)。
頑固で妥協を許さないところがあります。他者から強い圧力を伴う命令をされた場合は、冷たく拒絶します。
秘密主義で、自分のプライベートは話そうとしません。自分の自由が制限されたり、理不尽な要求をされたりすることに耐えられません。
以下のことは期待できません。
- 実用性と機動性
- 話し相手の気持ちを汲み取って、細やかな対応をすること
- 興味を持てないルーティンワークを高品質にこなすこと
- コミュニケーション能力
- 品質の高さを追求すること
適職
研究や分析作業(複雑な現象や物体の分析)。実用化のための新しいアイデアの開発。システム分析、回路図や分類、概念的なものの進歩が必要な分野ならどこでもうまく働くことができます。コンセプトが必要なところではどこでも活躍できます。アメリカの開発に関係する分野では、このタイプは「business reorganizer(ビジネス再編成者)」と呼ばれます。
組織のトップとして
このソシオタイプのトップは、コミュニケーションにおいてあまり感情を示さず、冷静さ、落ち着き、バランスのとれた判断力を持つ人です。「このように行動すべき」というルールを変えることはありません。
しばしば秘密主義で、友人は少なく、自分の利益やルールに従って生きることを好みます。そのため、多くの人は彼らを日常的な問題から切り離された人物として認識しています。
◆◆◆
客観主義的なリーダー
感情的な経験をできるだけ抽象化し、自分の行動や活動に客観的な根拠を見出し、出来事の発展の主要な核心を見極め、システムにおける問題のビジョンを表明しようとします。これらはすべて、このタイプのリーダーに見られる本質的な特徴です。
◆◆◆
対象を包括的に調査しようとします。包括的な調査をして初めて、何が起こっているのかを客観的に把握することができると彼らは考えています。このような考察によって「なぜ」「どうして」「何のために」という質問に対する答えが得られます。LIIは対象物をその構成要素に分解し、複雑な形態の作用のメカニズムを説明します。このようなアプローチのおかげで、彼らは最も複雑な問題を理解することができます。
問題に対して自分の意見を押し付けたり、公的な立場を利用したりすることはありません。それよりも説得することを好みます。説得の際は、明確で論理的な説明に基づいて、決定や立場の正当性を主張しようとします。自分の評価が客観的であることを明確にしようとします。
より合理的な立場を提示された場合だけ、自分の意見を変えることができます。目の前の問題が原理的、科学的、社会的な真実に関する問題である場合、妥協しません。
些細なことでもマメに対応してくれるため、怠慢な部下はLIIのそうしたお人よしな性質を利用してしまうかもしれません。
しかし、そうした部下の行動が行き過ぎた場合、LIIは解雇を含む厳しい処分を下すかもしれません。 この際、「解雇もありうる」などといったように、今後起こりうる結果を示すだけに留めるか、根本的な措置を講じることを好みます。
◆◆◆
人々へのアプローチの方法を見つけ、自分に対する興味を引き立てたり、自分の考えを理解してもらうことができます。
良い教師とは、たとえ小さな自発性であっても奨励し、すべての視点に耳を傾け、人の可能性を開く機会を与え、例えば聴衆に向かって話をするときには、目の前の人の反応や理解度を読み取ることができるような人のことを指す言葉かもしれませんが、LIIはこのような意味で「良い教師」であると言うことができるでしょう。
彼らは自分の言葉に対する聴衆の反応をよく把握しています。必要であれば、途中ですぐに話の展開を組み替えたり、予定外の方向に議論を展開したりすることができます。
聴衆の数が多ければ多いほど、彼らは自信を持つようになります。
彼らは、自分の考えに固執する人とのコミュニケーションを特に難しく感じます。自分の興味のない話題には参加しません。また自分から見て役に立たない会話に加わることもありません。
主な特徴
- 戦略的なタスクをうまく解決することができます。リーダーをした場合、自らが最前線に出ようとするリーダーになるかもしれません。
- 客観的な基準から見た相手の潜在的な能力を評価することでビジネスパートナーを選びます。
- ビジネスの分野では、自己の能力を分析することに重点を置いた慎重さが見られます。
- 部下との関係は、一方的に命令や指示を出す関係ではなく、合議制の精神に基づいた関係を好みます。
- 妥協型の要素を持つ協調型のリーダーです。
- 客観的な可能性を考慮することによって、大きな成果を上げることができます。LIIは人に感情的な影響を与えることができません。よって彼らのマネジメントスタイルは、一般的に受け入れられている倫理的、専門的な行動基準をそのまま使用したものになります。
- 動機と目的:彼らの動機は、倫理的な考えの枠組みの中での成功であり、彼らの目標は、法律の枠組みの中で利益を上げることです。
- 法に対する態度:官僚的な秩序を守るための法律や、階層的な権威構造(ヒエラルキー・身分の上下関係の構造)を堅持するための法律に縛られた世界では十全な状態で働くことができません。
- 戦略:経営の完全な自由、客観的な必要性との一致を求めます。リーダーとして倫理的な問題を解決するようなことはできません。
労働条件
論理的な問題をじっくり考えることができる落ち着いた仕事が最も適しています。また、本人が興味を持てるようなものでなければなりません(本人の好奇心を満たしてあげるのが良いでしょう)。他の人に頼らず、自分のペースで仕事ができることも重要です。
社会的なステータス、目立つこと、成功すること、キャリアを築くことはLIIにとって一番重要な願望とはいえません。
LIIには、「ぜひこの仕事をやってほしい。あなたがどうしても必要だ」と感情的に訴えかけるのが効果的です。こうすれば特定のプロジェクトに誘いやすいです。そして、「すでに膨大な量の仕事が行われているものの、LIIの参加がなければ、これから先の仕事が止まってしまうかもしれない」ということを説明して励ませばさらに効果的です。
◆◆◆
LII自身は職場や家庭のアメニティにはあまり関心がありませんが、快適さが増せば彼らのパフォーマンスや気分は向上します。したがって、あなたが彼らのためにこうした領域の全ての問題を解決してあげた場合、彼らはあなたに非常に感謝するでしょう。
また、彼らは自分自身の健康のために何かをしたり、求めたりということに対してほとんど気が回りません。
LIIは頭が良くて将来性のある人かもしれませんが、「お一人様」のスペシャリストです。もしあなたが定期的にここで書いたような問題の面倒を見てあげれば(彼らはそれをとても必要としています!)、彼らはあなたに感謝することでしょう。
自己改善のための推奨事項
あなたの強みは、分析的思考、構造的思考、そしてあらゆる現象や出来事の背後にある一般的な法則を見抜く能力です。客観的で公正な評価を重視する傾向があります。
人を評価する際は、個人的な同情よりも、共通の目的に対する貢献度を重視します。
どのような仕事やプロジェクトにおいても、主要な部分は何かを常に区別し、不必要で無関係な細部は切り捨てます。
何事も厳密に論理的に伝え、聴衆に基本的なアイデアを理解させる方法を知っています。
アイデアを分析し、重要性と将来性を評価します。そして良い評価ができそうなアイデアであれば、そのアイデアの強力なサポーターになります。
創造的な直観によってアイデアを養い、新しい認識と洞察が発生し続けるよう促します。
他の人を注意深く扱う能力に恵まれています。ある人の行動に注意を向け、その人の中に秘められている能力を明らかにし、自信を持てるよう手助けすることができます。
◆◆◆
問題点:自分の利益を積極的に守ることができない点、自分にあまり自信がない点、そして、生きていくうえで必要になる具体的な事柄に対処する能力にも自信がない点です。
優柔不断なところがあるあなたは、状況の変化に対して即座に反応することができません。効果的な対処を機敏に行えないせいで、不利益を被る可能性があります。自分の権利の正当性を信じるなら、より大胆に、より精力的に主張するよう心がけましょう。
テニス、スキー、モータースポーツ、ボクシングなど、決断力と反応性を鍛えることができるようなスポーツを始めるとよいでしょう。
精神的な仕事と肉体的な仕事を交互に行うようにしましょう。エクササイズや魚釣りなど、集中力を鍛えられるような活動も取り入れてください。
あなたの努力には、精神的なサポートが必要です。悲観的な考えや自信のなさを乗り越えるために、時々あなたを励まし、助けてくれるような、楽観的で決断力がある人と付き合うようにしてください。
◆◆◆
もう一つの問題は、人とのコミュニケーションが難しい点です。あなたは人との心理的な距離を大きく取りたがる傾向がありますが、他の人からすると疎外感や冷たさを感じる原因になりうるものです。
あなたは時々、わざと自分自身を孤独に追いやり、それが自分の運命だと考えてしまうことがあります。実際に人と接する際は、なるべく笑顔で親切に接しようとしますが、度が過ぎて「他人にノーと言えない人」になってしまうこともあります。
不必要な緊張や倫理的な問題を避けるために、自分にとって必要な人を慎重に選びましょう。
また、心の絆を結んだ人との縁を大切にしましょう。あなたの判断力と深い理解力によって、多くの人が救われることを忘れないでください。
誰もがあなたと同じように、感情に流されずにいられたり、事象を分析する力に長けているわけではないことを心に留めておいてください。
人付き合いのための社会的な規範を身につけ、日々実践するように心がけましょう。他の人の利益にもっと配慮してください。誰かに対して「一緒に仕事をしてほしい」と思った場合、相手の問題を深く掘り下げるようにしてみてください。
表面的な態度や無頓着さは、他者に不快感を与えてしまうということを忘れないでください。
モデルGの機能
機能図
モデルGによる機能の説明
+:肯定主義的。ポジティブな要素を最大化したいという欲求、物事の「いい面」に目を向ける。
-:否定主義的。ネガティブな要素を最小化したいという欲求、物事の「悪い面」に目を向ける。
モデルGの機能ごとの役割の詳細についてはこちらを参照。
① 管理機能 -L(-Ti)
- モデルAでの位置:第1機能
- 次元:4次元性
自分の考えを論理的に説得力を持って提示することができます。特定の概念やコンセプトを構築し、主要なものと副次的なものを明確に分けることができます。
一般論的なシステムを開発した後、それを具体化し、実践に使用できる形に落とし込んでいきます。純粋な理論・哲学・推論の要素がかけらも存在しない領域は向いていません。システムの論理的一貫性を追求することで、正確なシステムを作ろうとします。LIIは簡単にシステムのフレームワークを変更することができます。
必要に応じて補足をすることはできますが、LII自身は情報を必要最低限にまとめることを好みます。システムやモデル、概念が持つ可能性を見出すことができます。そしてその可能性について、誇張や脚色をせずに評価します。特殊なものを一般的なものに結びつけることができます。
② 創造機能 +T(+Ni)
- モデルAでの位置:第8機能
- 次元:4次元性
「何時に〇〇をする」といったように、時間によって何をするか決める傾向があります。時間通りに会議やイベントに参加します。彼らは自分が時間厳守できること、スケジュール管理能力があることに自信を持っています。
締め切りまでに仕事が終わるよう時間配分することができますが、仕事に取り掛かるのが遅いことが多いです。そのため締め切りに間に合わなくなりそうになってしまい、途中でペースを無理やり上げるせいで仕事の質や量が低下することもあります。
彼らは時間の節約につながるような仕事のやり方を模索しています。時間を無駄にすることが嫌いなのです。忙しすぎる場合や、延期できないタスクがある場合は警告します。
彼らの認識の上では、彼らは運命を支配されており、それを覆すことはできません。
彼らが成功するのは、時間通りに開始したケースだけです。過去の失敗はすぐに忘れてしまいますが、未来には何も期待していません。
③ 役割機能 -R(-Fi)
- モデルAでの位置:第3機能
- 次元:2次元性
彼らはあまり社交的な人間ではありません。彼らにとって、人との関係を築くのはとても難しいことです。それでもなんとか親しみやすいように振る舞い、親密な関係を築こうと努力します。
自分のプライベートを他人から隠します。招かれざる客は、どう扱うべきかわからないので好きではありません。コミュニケーションには非常に慎重です。
自分にとって重要な話題の時だけ、会話に加わります。すでに出来上がった人間関係を大切にします。自分が慣れ親しんだ人間関係のシステムを頑なに維持しようとします。長く続いている安定した人間関係を積極的に壊すことはありませんが、用済みになった関係にしがみつくこともありません。
無関係な他人からの批判には無頓着で、否定的な態度を取られても気にしません。
知らない人や理解できない人に対しては、内心かなり緊張してしまいます。また、どう接していいかわからないため動揺してしまいます。
④ ランチャー機能 +S(+Si)
- モデルAでの位置:第6機能
- 次元:2次元性
日常生活では控えめで、最低限の快適さで満足します。しかし、健康と快適さを効果的にケアすることで、気力が増し、楽観的な気分になることができます。
日常的な問題や物質的な問題が解決すると、さらに気力がみなぎり、今まで先延ばしにしていた問題を解決するようになります。気取った服装や派手なアクセサリーはせず、調和のとれた服装を心がけていますが、自分に合うスタイルをすぐに見つけることはできません。
その場にそぐわない、機能的でない服装をしていると、違和感を覚えます。長い間、不快感を放置していると、ネガティブな感情が蓄積されていきます。さらに時間が経つと我慢ならなくなってイライラが爆発します。
⑤ 実証機能 -I(-Ne)
- モデルAでの位置:第2機能
- 次元:3次元性
理論や既存の開発を改善または補足しようとします。斬新なアイデアにも開放的です。興味を持った理論やシステムの論理的不整合を見つけ出しては粘り強く正していこうとします。
一人でブレインストーミングをしているかのようにアイデアを生み出す能力があります。こうした論理的な思考活動に他人の手を必要としていません。
問題を理解した上で、根本的に新しい解決策を提案します。アイデアは直観的に思い浮かびます。LIIにとっての論理とは、こうした直観によってひらめいた情報を形式化するための手段にすぎません。
混沌として不明瞭な問題を理解することに長けています。事実に基づいた情報がない場合、想像力で補完しようとします。
研究に没頭し、その分野に深くのめり込んでいきます。
⑥ 操作機能 +E(+Fe)
- モデルAでの位置:第5機能
- 次元:1次元性
親しみやすさやポジティブな感情に触れると、リラックスして落ち着くことができます。そうした感情を他人から向けられると喜びを感じます。そして社交的で気が利くようになります。
親しい人に喜びを与えようと努力します。非常に親密な人に対しては陽気で親しみやすいです。
楽観的な気分をパートナーに伝えようとします。もしネガティブな感情を向けられた際は、それが正当で根拠のあるものである場合だけ反応します。そうでない場合は自分の世界にこもってしまうか、論理的な分析をしてネガティブな感情を消し去ろうとします。
彼らが自分の感情にスイッチを入れるのは、心理的に近い距離(親密な関係)に移動したり、慣れ親しんだ環境で何かを感じるときだけです。そうでなければ、冷たくて、よそよそしい態度をとります。
⑦ ブレーキ機能 -F(-Se)
- モデルAでの位置:第4機能
- 次元:1次元性
人と人との関係を「どれくらい『楽』な関係か」、「緊張感」の度合いで評価します。シンプルで民主的な関係を目指しています。
重くて緊張感のある関係は、彼らの力を奪い、受動的にしてしまいます。優しくはあるものの、気が利かないタイプであるLIIは、「他人に圧力をかけて言うことをきかせる」ということができません。
彼ら自身は他者からの独立と不干渉を強く求めています。
人を自分に従わせるというのは苦手で、自分の日常的な利益を守ることが下手です。
危機的な状況下では優柔不断で無気力になります。冷静さはあるのですが、何をどうすればいいのかを教えてもらう必要があります。他者からの暴力や強引な圧力は無視します。
LIIは独立独歩で落ち着きのあるタイプです。他人から何かを強制されて、やりたくもないことをさせられるということはありません。
⑧ 統制機能 +P(+Te)
- モデルAでの位置:第7機能
- 次元:3次元性
新しいベンチャーや企業の将来性を評価します。一風変わった大胆なビジネスを立ち上げるにはどうしたらいいか、成功のためには何をすべきかをアドバイスすることもできます。しかし、あまりビジネスライクな性格ではなく、自ら進んで起業しようということはありません。
ビジネスの領域で何かをする際はかなり躊躇してしまい、何かを決定するまでに長い時間をかけて考えこんでしまうほうです。そのため、度を越えて慎重に考え込んでしまったり、逆にいきなり運任せにリスクの高いことをし始めたりします。
仕事の進め方も同様で、ある仕事は不必要なまでに徹底的に行ったかと思えば、逆に早く終えることだけを考えて、品質を二の次にしたりします。
彼らは、もし今、完全にできなくても、後からやりなおせばいいと考える傾向があります。
自分が興味を持っている分野では、人々がどのように行動し、どのような技術を使っているかを知ろうとします。そしてその情報に基づいて自分がどう行動すべきかを決定します。
LIIには、せっかく身につけた仕事のスキルをすぐに失ってしまう傾向もあります。
サブタイプ
不活性・接触サブタイプ
Ti-INTj (Ti-LII)
具体的であること、構造的であることを重視し、あまりにも突拍子のないアイデアに不信感を抱きます。研究のまとめ役として活躍します。
博識な人ですが、彼らの博識さは自分の得意とする狭い分野に限定されます。合理的なシステムの信奉者です。行動面ではドライで抑制的、そして権威主義的なところがあります。
グループ内での議論や諍いを嫌います。他の人々とは心理的にかなり大きな距離を取ります。服装はきちっとしています。体調管理には気を付けています。
Ne-INTj (Ne-LII)
分析家であり、優れた研究者であり、構想家です。普遍的な性質の問題に興味を向けます。様々な選択肢やアイデアを生み出していける人です。
目先の結果よりも、将来の潜在的な成果を重視します。
スムーズで礼儀正しく丁寧に人と交流します。気力に欠ける人に見られてしまうほうですが、自分の見た目と健康には気を配っています。
DCNHサブタイプ
LIIドミナント
二分法:接触 / 完了 / 接続
強化された機能:TeSe(またはSeTe)+ Fe
- 最も目的意識の強いLII。システムを最適化し、利益を最大化する研究者に例えられることがあるサブタイプ。
- 真っすぐで融通が利かないところがある(そのため敏感で繊細な人とは、ぎこちない関係になってしまいがち)。
- きちんと検証するまで新しいアイデアには懐疑的。
- 自分独自の高度な技術を磨き、新しい方法を模索しようとする。
- 疑り深いところがあるが、それを隠そうとする。そのため傍目には自信に満ち溢れているように見える。
- 人にリードされるよりも、人をリードするほう。他者からの批判・干渉・抵抗をゆるさない。
- 人を尊重せずに、上から叱りつけてしまうことがある。辛辣で卑劣な批判をされたら、同じように辛辣な批判を返す。自分の考えを否定してくる人・重要な問題で無能ぶりを晒した人には軽蔑的な態度をとる。
- 無能な人からのアドバイスを嫌悪している。
- 必要な仕事であれば、面白くない仕事でもきちんとこなすことができる。
- 自分の成長に有益な趣味を持とうとする傾向がある。
- 家族の中心人物になる傾向があるが、親しい人に対してかなり要求が厳しいことがある。
- 家事など日常の雑務は上手くこなせるほうだが、インフォーマルなコミュニケーションの複雑さにはあまり上手く対処できないため、苦労することも多い。
- ビジネス上のコミュニケーションは、魅力的なおしゃべりや常識的な範囲のユーモアを交えて、比較的うまくこなすことができる。
- 自分の利益に固執することは好きではないが、それでも妥協せずに、自分の利益や自分の考えを守ることが出来る。
- 自分の目的を達成するために、粘り強く取り組み続けることが出来る。
- 機能性を重視し、無駄なコストは削減しようとする。
- 他に手段がない場合は、過激な手段を採用することがある(可能であれば、もっと穏当な手段で問題に取り組もうとする)。
- 自分自身に高い基準を課す。
- 自分の作業能力を十全に発揮するために、健康には気を配っている。そのためこのサブタイプの人は健康であることが多い。
LIIクリエイター
二分法:接触 / 開始 / 無視
強化された機能:FeNe(またはNeFe)+ Se
- 特定のアイデアや活動が秘める可能性を鋭く見抜き、より幅広い人にその有用性を提示できる。
- 多くの時間を内省と熟考に費やす。
- 考え事に没頭して上の空になることが多い
- 自分の作品に、新しさや驚きを取り入れようとする。
- 知的な議論やブレインストーミングを好む。議論では、自分のアイデアを披露して他の人を活性化させようとする。
- 発言が分かりにくいことが多い(独特の表現を好む点、難解なテーマを好む点、できるだけ情報を多く詰め込もうとする点の影響)。しかし、意識して人に説明しようとする場合は、必要な内容を簡潔に伝えることが出来るため、説明下手というわけではない(むしろ説明は上手いほう)。
- 状況次第で急に別の解決策をとりはじめたり、意見が変わったりするため、他の人の理解が追いつかなくなることがある。
- プロジェクトの方向性であったり、本質的なアイデアには興味を持ちやすいが、細々とした部分にはあまり関心がない。そのため細かい部分の情報が不正確であったり、曖昧であることが多い。
- 批判に時間をかけるよりも、前向きな何かをしようとする。
- 自由な表現や、自由な成長を重視しており、それに制限を掛けられたり、管理されることを嫌う。
- 学問分野を横断するような問題や、複雑なシステムに興味を持ちやすい。
- いつも物事の全体を見ようとしている。直観を頼りに、素早く決断を下すことが出来る。
- 異常現象や複雑な問題の本質を素早く把握できる。
- 2度目の推論は、1度目の推論よりさらに正確になる。
- 比較と類推によって、理論を実用化するためのアイデアを生み出す。
- 義務感や不安感から仕事をするのではなく、その仕事に対して興味があるかどうかが重要だと考える。
- 時間の感覚に優れており、イベントや会議があれば必ず時間通りに出席する。
- 疑り深いほうだが、あまりそれを表に出さないようにしている。
- 未来志向で、特に自分の頭で予測できる範囲の未来に興味がある。あまり過去に意識を向けない。
- 友達があまりいないので、話し相手が仕事の関係者ばかりになりやすい。
- 自分のプライベートの話をしたくない。自分が精通しているテーマの議論だと饒舌になるが、それ以外の時は静か(というより時間の無駄にしか感じられないので、そもそも会話に参加しない)。自分の興味のない話は耳を素通りしている。
- 自分の容姿にあまり興味がない。
- 定期的に自分の健康状態をチェックしている。
- 社会的な行事には嫌々参加する(そういった行事の必要性もわからなくもないので)。
LIIノーマライザー
二分法:距離 / 完了 / 無視
強化された機能:TiSi(またはSiTi)+ Fi
- 容赦のない怖そうな人に見えるが、実際には優しく親しみやすい人。
- 多様なデータをシンプルなモデルで表現する方法に精通した学者に例えられるサブタイプ。
- 図式、分類、構造に親和性が高い。
- 複雑な現象やシステムを網羅できるだけの高度な分析的思考力を持つ。
- 代替案を見落とさずに、冷静に実現可能性の有無を評価できる。
- 何が本質的な情報で、何がそうではないのかを見分け、自ら発見・開発した厳密なモデルに基づいて事実をまとめながら分析する。
- 複雑な内容をシンプルな形に整理するのが上手い。
- マルチタスクはあまり得意ではない。特に急いでいるときほどシングルタスクのほうが効率があがる(一般的に二分法「結果」であるLIIはむしろマルチタスクが得意と言われるタイプであるが、LII-Nはこの特徴から外れる)
- 自分の無知さを、厳格なルーティンの下に隠す。
- 話し方がかなり単調なので、話上手とは言いがたい。
- ビジネス(あるいは個人的に関心がある何らかの活動)のためなら、個人的な不都合は無視できる。(二分法「利益」の強い表れ)
- 親切で義理堅い性格ではあるものの、個人的な利害や人間関係より、自分の主義主張を優先させる。
- 人を上から管理したり、強制するような規律ではなく、もっと個人の欲望、義務感、責任感に基づいた規律を求める。
- 人からの共感を求めず、賞賛にも批判にも無関心。
- 急に怒りだすことは滅多にない。
- 仕事以外でコミュニケーションをとる相手はよほど親しい相手に限られる。昔から縁が続いている人との関係性を維持するために、時間や労力をある程度割くことはできる。
- 急な来客や電話は嫌い。
- 陽気で明るい人、自分を元気にしてくれるような人を好む。
- 家庭的で、子供の教育に多くの時間を割く。
- 自分の意見を大声で宣伝したり、押し付けたりはしないほうだが、公平性と合理的な秩序を非常に高く評価する(タイプとしての強力なTiと、DCNHとしての強調されたTiの相乗効果。Tiは公平性に関わる情報要素。特にSeが脆弱なタイプの人のTiが強力に作用した場合、自分や家族、仲間の損を厭わない、場合によっては不自然なほどの公平性として描写される傾向がある:関連記事①「LII(INTj)by Stratiyevskaya」、②「デルタ・クアドラ (8) by Stratiyevskaya(EIIに関する部分)」)
LIIハーモナイザー
二分法:距離 / 開始 / 接続
強化された機能:NiFi(またはFiNi)+ Si
- グローバルなビジョンを持つ科学者、概念主義者に例えられることがあるサブタイプ。
- 様々な科学と芸術の分野に興味を持ちやすい。
- 知性と創造性を何よりも重んじる。
- 哲学的に人生を捉え、隠れた脅威や危険を予見する。
- 焦らずに着実に計画を進めようとする。
- 包括的なビジョンやイデオロギー的なコンセプト構築に役立つ特別な分析的想像力を持っている(この包括的かつ分析的な思考は、LIIの特殊な認知スタイル「ホログラフィック・パノラマ」の強いあらわれである可能性がある)。
- 難しい問題でも、必要であればシンプルに、わかりやすく説明できる。
- 繊細な感情を持っており、争いや誤解を事前に防ごうとする。共感的で愛情深く、人の役に立とうとする。
- 自分とは正反対の考え方をする人からの意見を歓迎する。問題解決のためであれば、喜んで様々な考えの人の意見に耳を傾け、参考にできる。
- 新鮮な経験や人との出会いという形で、感情を解放する機会を必要としている。
- 人に合わせ、適応する力が高い。人を怒らせそうであれば、自分の意見をひっこめたり、なあなあで済ましてしまうことも多い。
- どんな人であれ、安定した人間関係を維持するためには、常に努力が必要なことを理解している。
- スローガンに触発されたり、短期間に何かを達成するという約束に影響されることはほとんどない。
- 安定した作業能力に欠けている。
- ビジネスや何らかの活動に関して、自分を活性化し、サポートしてくれるような、アクティブで力強い人を求めている。
- 個人的な自由を制限された場合、自分の世界に引きこもり、かたくなに自分の主張を通そうとする(LII-H本人にとっても苦痛を伴う行動である)。
- 他のサブタイプよりも、個人の利便性と快適性を重視する。
- すぐに日常生活に疲れて切ってしまう。
- 気が乗らない時は家事や、その他の日常的な雑務を先延ばししてしまう。
- 自分の健康にはかなり気を付けている。
- ファッショナブルで、美的センスに優れている。
- https://wikisocion.net/en/index.php?title=LII_Profile_by_Gulenko
- https://wikisocion.net/en/index.php?title=LII_subtypes
- https://rykovodstvo.ru/exspl/11834/index.html?page=10
- http://ru.laser.ru/socion/references/gulenko/school/portraits/
- http://zanoza.socioland.ru/wiki/Система_подтипов_DCNH
- https://socioniks.net/article/?id=332
- Psychological Types: Why Are People So Different?: 64 Portraits in Socionics. How each of the 16 Jungian types varies in 4 main ways
関連記事
- グレンコによって提唱されている新しいソシオニクスのモデルです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
- グレンコによって提唱されているサブタイプ理論です。詳しくは下記をご覧ください。
①「タイプ、DCNHサブタイプ、アクセント」
②「DCNHサブタイプとは」
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