- 外面的には親しみやすく思いやりのある人物ですが、内面では抑制的で用心深いです。
- 観察力があり、機知に富んでいて、良い議論を楽しみます。冗談を言ったり、面白い話をして人を楽しませます。
- 他人の感情を感じ取り、それに適応することができます。感情を記憶しており、必要に応じてそれを繊細に再現することができます。
- 他人のニーズを把握していて、それに対して反応します。具体的な行動に対して応答します。
- 対立に敏感であり、人々の間の調和を保とうとします。他者に自分の意志を押しつけることはなく、気まずさを和らげます。
- 非公式なルートを通じて物事を進めます。仕事の能率は内的なリズムに依存しています。誰かを批判する必要がある場合には、穏やかに行います。
SEIは感覚と感情をよりどころにして生きている人です。温かく、支え合い、気楽でリラックスできる雰囲気を作り出します。人を大切にし、心にしみるような快適さを生み出し、人間の微妙な心の動きを繊細に察知します。どんな社会的集団にもすぐに溶け込み、他人とうまくやっていく術を知っています。性格は穏やかで奉仕的、そして善良です。SEIは、人を惹きつけ、関わりを持たせるような状況を整えます。気軽で自然体なやり取りの中に人々を巻き込み、難しい話題や哲学的な思索から人々の関心をそらします。そして、みんなが安心して楽しめる空間を作り上げます。
SEIは、人間関係に一種の神秘的な魅力をもたらします。他人の外見や考えを批判的に見つめる目を持ち、それを隠すことなく、冗談交じりに観察したことをコメントし、小さな謎ややりとりを楽しみます。生来ユーモアと風刺に富んだ人で、人生を愛する気持ちに満ちています。とても繊細で、身体と心の両方で周囲の刺激を感じ取り、それを自身の内的な状態と比較しながら受け止めます。知らない人に対してはやや内向的で秘密主義的なところがあり、自分の感覚と照らし合わせながら状況を判断するため、その場での会話のすべてをすぐに吸収するとは限りません。他者との関係においては常に慎重にふるまい、自らの内的な安定を保とうとします。
SEIは、他人の困りごとやニーズを敏感に察知し、求められなくても自然に助けの手を差し伸べます。見返りを求めず、純粋な思いやりの気持ちから支援します。自分自身よりも他人の感情体験を大切に扱います。実用的なアドバイスを喜んで提供し、相手の状況に共感してその感情をなだめ、整えていきます。人の話に耳を傾け、悩みを真剣に受け止めます。人にとって安心できる「心のよりどころ」でありたいと願っており、相手を批判したり無理に変えようとはしません。ただそばにいるだけで支えになろうとします。他人や動物など、あらゆる存在に自分を合わせる稀有な才能を持っています。「自分も自由に生き、相手にも自由に生きてもらう」こと、それがSEIの根本的な生き方です。
SEIは、何事もすぐに実行し、成果を早く見て、その実用性や価値を確かめたいと望みます。事前の準備よりも、ひらめきや即興性を頼りにします。決まった作業を繰り返すルーチンワークは好まず、常に新しい可能性を探し求めます。自分から率先して行動を起こすことはあまりなく、適切なタイミングや指示を待つ傾向がありますが、一度始動すれば素早く作業をこなします。仕事においては協調的で、勤勉、謙虚であり、穏やかに周囲と協力して働きます。柔軟性があり、どんな環境にも適応して効率よく仕事ができます。
SEIが最も力を発揮できるのは、人と関わるような社会的な組織においてです。常に励ましと支えを必要としており、それによって自信を持ち、自分を確立することができます。うまく機能するためには、仕事内容が自分に合っていること、目に見える報酬があること、誰にも邪魔されないことが必要です。SEIは、まず感情的に心地よい人間関係を築こうとし、それが整えば他の問題も自然と解決されると信じています。一方で、自分が知識不足であることや、物事の関連性が理解できないと感じても、それを認めたり質問したりすることを避ける傾向があります。
日中に起こる思いがけない変化は、SEIにとって刺激となり、行動の多様性を促します。行動面でも人間関係においても、常に新しい選択肢を求めています。感情を発散させるために、冒険的なことに積極的に挑戦することもあります。SEIは具体的な行動を重視する人で、手先が器用であり、どんな作業が有益かを見抜く力があります。成果が目に見える活動を好みます。過剰な仕事を抱えるとすぐに疲れてしまいますが、そうしたときには柔軟に方向転換して別のことに取り組むことができます。調子が良ければ明るく陽気ですが、悪いときは引っ込み思案になり、周囲との距離を置きがちです。SEIは時間を大切にしており、「時間が状況を好転させてくれる」と信じています。厳密なシステムや細かく定められた手順には馴染みにくいところがあります。
もしあらかじめしっかりとした計画があれば、SEIは会議や打ち合わせ、講演やシンポジウム、祝賀会、記念行事、フェスティバルなど、あらゆるイベントをうまく運営することができます。人やモノ、アイデアを広めたり宣伝したりするのも得意ですが、それは主に自分の親しい人々の間に限られます。
