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エニアグラム タイプ2とタイプ8の違い

2021年6月28日月曜日

エニアグラム タイプ2 タイプ8

タイプ2とタイプ8の違い

健全度レベルが平均的なタイプ2の中には、タイプ8の大きな特徴である、「力強さ」や「支配的であること」という特徴が、自分の中にもあることを自覚している人もいます。特にアグレッシブなタイプ2は、リーダーシップや規律の維持、懲罰に関する能力を要求されるような役割こそが、自分に向いている役割だと思うことがあります。こうした理由で、一部のタイプ2は自分をタイプ8だと誤認する可能性があります。また、特に男性のタイプ2は、タイプ8ではないかと誤認する可能性が高いようです(社会的望ましさの影響)。

タイプ2の退行先はタイプ8であるため、ストレス下のタイプ2がタイプ8のように見えることがあります。

タイプ概要


タイプ2 タイプ8
囚われ プライド 欲望
根源的恐れ あるがままの自分では愛されず、求められない 人に傷つけられてコントロールされること、侵害されること
根源的欲求 愛されていると感じること 自分自身を守ること、自分の人生の方向を自分で決めること
超自我の声 人から愛され、その人たちと親しければ大丈夫だ 強くて、自分がいる状況をコントロールしていれば大丈夫だ

共通点

タイプ2とタイプ8は下記の点が共通しています。

  • 強い意志と自我を持っている。
  • アグレッシブ、強引、自己満足的、自己中心的
  • 他人を支配する傾向がある。
  • 人間関係に対して深い感情と情熱を持っている。

相違点

タイプ2とタイプ8は下記の点が異なっています。

タイプ2 タイプ8
必要不可欠で愛される存在であり続けるために他人を支配する 自分の影響力を広げるために他人を支配する
間接的な支配(他人を心配しているから、等の理由に覆い隠されている) 直接的な支配(他者と支配権をめぐって争うような状況になった場合、自分がいま権力闘争をしているという意識が明確にある)
相手にどれだけ怒りを感じていても、ストレートに怒りや失望を伝えるのは、かなり抵抗感がある ストレートに怒りや失望を伝える
(健全度が悪化した場合)マニピュレーター、間接的な手段で他者を操作しようとする、自分の苦しみを脚色して罪悪感を抱かせる (健全度が悪化した場合)露骨に他者を威嚇する、直接的な脅しを使って他者を意のままに動かそうとする

ユングのタイプ論との関係

ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソンの著書「Personality Types: Using the Enneagram for Self-Discovery」のTable 14.2. The Jungian Correlationsでは、タイプ2は外向的感情に、タイプ8は外向的直観に近いとされています。


参考:

ソシオニクス・タイプ診断

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