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エニアグラム タイプ1とタイプ2の違い

2021年7月11日日曜日

エニアグラム タイプ1 タイプ2

タイプ1とタイプ2の違い

誤認しやすい組み合わせではありませんが、メインタイプとウイングを間違えるというパターンの誤認として、1w2と2w1の間で誤認が発生することはあります。また、性別が影響するパターンの誤認として、1w2の女性は自分を2w1と見なす傾向があり、2w1の男性は自分を1w2と見なす傾向はあります。

1w9(あまりグイグイ行かず、感情的な活発さがあまりないタイプ)と2w3(外向的で活発なタイプ)の間で誤認が生じることは、あまりありません。

タイプ概要


タイプ1 タイプ2
囚われ 怒り プライド
根源的恐れ 悪く、欠陥があり、邪で堕落していること あるがままの自分では愛されず、求められない
根源的欲求 善き存在であること、人徳があって
バランスがとれていて誠実であること
愛されていると感じること
超自我の声 正しいことをすれば大丈夫だ 人から愛され、その人たちと親しければ大丈夫だ

共通点

タイプ1とタイプ2は下記の点が共通しています。

  • 自分が役に立っているという実感が欲しい
  • 非情に利他的

相違点

タイプ1とタイプ2は下記の点が異なっています。

タイプ1 タイプ2
個人的なことは抜きにして、原理原則や自分の立場、提案の「正しさ」に訴えようとする 非常に個人的な立場から人助けをする、正しさよりも相手のニーズを重視して支援をする
自分の自律性を守る、他者から干渉されたくない 他者との密接な繋がり(融和)を求める
不満や苛立ちを比較的ストレートに表現する(すぐ顔にも出やすい) 敵意や怒りの感情が苦手で、不満や苛立ちを伝えるのに苦労する(もし伝える場合はオブラートに包む)
ポジティブな感情表現が抑制されている ポジティブな感情表現は積極的に行う、大げさなほどに友好的なこともある
上から目線で相手の道徳的な間違いを糾弾することで、相手を動かそうとする 間接的な操作(自分の苦しみを脚色して罪悪感を抱かせる等)で、相手を動かそうとする

ユングのタイプ論との関係

ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソンの著書「Personality Types: Using the Enneagram for Self-Discovery」のTable 14.2. The Jungian Correlationsでは、タイプ1は外向的思考に、タイプ2は外向的感情に近いとされています。


参考:

ソシオニクス・タイプ診断

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