EIEは、とても感情豊かでドラマチックな人です。感情を大事にするEIEには、プロデューサーやアーティスト、ミュージシャンなど、感情を表現する仕事に就く人が多くいます。「世界は舞台、人はみな俳優だ」という言葉は、まさにEIEの生き方を表しています。たとえ退屈な話でも、EIEが語ると生き生きと面白くなり、周りの人を引きつけます。一緒にいると、退屈することはまずありません。
EIEの人生は、まるで春の雷のように、次々と感情が湧き上がるドラマの連続です。会話では、引用やジョーク、言葉遊び、小話などを交えて話すことが多く、話し方もとても華やかです。気高いものや崇高なものを好む傾向があり、「時間の直観 Ni」と呼ばれる直観力によって、何が流行し何が廃れるかをすぐに見分けることができます。EIEの中には、文学・音楽・芸術で前衛的なスタイルを好む人も少なくありません。
EIEは、時代の空気や雰囲気にとても敏感で、型にはまらない芸術家タイプです。その立ち居振る舞いや雰囲気は、まるで洗練された「王子」や「お姫様」のように感じられ、気品と独自の感性を持っています。
ただし、EIEには「人にどう見られるか」を気にしすぎる面があります。見せ方をおろそかにすると魅力が薄れ、大きく落ち込むこともあります。合わない相手に出会うと、やる気を失い、よそよそしくなったり、自分の表現が伝わらないことにいら立ったり、落ち込んだりします。
また、EIEには神経質な面があり、刺激に敏感で潔癖な面もあります。その一方で、部屋や作業スペースは「芸術的な散らかりっぷり」とでも言えるような雑然とした状態になっていることもよくあります。
見た目にも、ちぐはぐな一面があります。たとえば、赤と緑のように正反対の色を組み合わせて着て、「これが私のスタイルだ」とか「これは流行だから」と自分なりの理屈で説明します。論理的に考えるのは苦手で、それがストレスになることもありますが、その反動で「論理的でビジネスライクな人に見られたい」という願望が強くなることもあります。そういうときには、ポケットにメモ帳や名刺、メモ用紙などをたくさん入れて、ちょっとしたタイミングで取り出して見せることもあります。
さらに、EIEは体調の悪さや痛みにとても弱い傾向があります。歯医者が苦手な人が多く、小さなケガや打ち身でも長く気にしてしまいます。そして、想像力が豊かすぎるせいで、つい最悪の事態を想像してしまうこともあります。まるで童話「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」のように、繊細で過敏な感受性を持っているのです。