感覚/直観は4種類あるユングの二分法の1つであり、15種類あるレーニン二分法の1つでもあります。
ソシオニクスの感覚は、具体物、直接的な感覚、現実の可視的な内容に焦点を当てる知覚の性質を意味しています。
そしてソシオニクスの直観は、形のないもの、間接的に知覚可能なもの、現実の隠された内容に焦点を当てる知覚の性質を意味しています。
タイプ分類
α | β | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ILE | SEI | ESE | LII | EIE | LSI | SLE | IEI | |
感覚 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
直観 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
γ | Δ | |||||||
SEE | ILI | LIE | ESI | LSE | EII | IEE | SLI | |
感覚 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
直観 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
理論的性質
ソシオニクスでは、SeとSiという2つの情報要素が感覚的であり、NeとNiという2つの情報要素が直観的です。
モデルAの機能1と7、または機能2と8のいずれかに感覚的な情報要素を含むタイプを感覚タイプと呼びます。これが感覚ではなく直観である場合、直観タイプと呼びます。
機能の説明
感覚
感覚とは、直接体験できる具体的な細部に注目する精神的なプロセス(または「心理機能」)を意味しています。
感覚には、主体の外の現実に注意を向けるか、主体の現実に対する印象に注意を向けるかが異なる2種類の感覚(外向感覚 Seと内向感覚 Si)があります。
ソシオニクスの全16種類のタイプのうち、半分の8タイプが感覚タイプです。この8タイプには、自我ブロックに含まれる第1機能か第2機能のどちらかに、外向感覚 Seか内向感覚 Siのどちらかを持っています。
直観
直観とは、具体的で目に見える細部から知覚を遠ざける精神的なプロセス(または「心理機能」)を意味しています。
直観には、主体の外の現実に注意を向けるか、主体の現実に対する印象に注意を向けるかが異なる2種類の直観(外向直観 Neと内向直観 Ni)があります。
ソシオニクスの全16種類のタイプのうち、半分の8タイプが直観タイプです。この8タイプには、自我ブロックに含まれる第1機能か第2機能のどちらかに、外向直観 Neか内向直観 Niのどちらかを持っています。
典型的な特徴
- より現実的で地に足がついている。
- 全体像よりも細部に注意を向ける。
- 今この瞬間に生きており、自分の周囲により焦点を合わせる。
- 物理的な対立をより自然に受け入れることができる。
- 多くの場合、理論よりも実践に関心がある。
- 観念的で、頭でっかち
- 細部よりも全体像に注意を向ける。
- 自分の周囲よりもアイデアに焦点を合わせる。
- あまり物理的な対立に順応できない。
- 多くの場合、実践よりも理論に関心がある。